どのヒロインもエロ可愛くてイチャラブゲーとしてはなかなかいい感じだと思う。ただ“ウラオモテ”についてはやや肩透かし。
タイトルを深読みして「どのヒロインもウラのその先のウラのウラを見せてくれるはず」などというのは考えすぎだったらしい。
みやび以外にウラオモテのギャップをほとんど感じられなかったのは読み方が浅いんだろうか。
基本的にどのヒロインも共通ルートでウラがにじみ出てるから、正直とりわけ新鮮味はないしよくある設定という感じ。
付き合い始めてから見せる恋人としての一面はもしかしたらウラ(あるいはウラのウラ)なのかもしれないけれど、それをこのゲーム特色と言えるかと言われると、そうではないように思えるというかただの萌えゲーというか。
みやびについては「オモテ(仮面優等生)→ウラ(ツン)→ウラのウラ(デレ)」という多少の遷移があってそれなりに面白いけれど。
コンセプトについてはちょっと疑問は残るけれど、イチャラブゲーとしては悪くはないと思う。
絵を気に入れば、どの原画のヒロインも可愛いくてエロさもいい感じなので、手軽には楽しめるとは思う。
個人的にいわゆる乳袋っぽいのはわりと好きなので立ち絵が可愛くていい。
どうでもいいけれど、結局軽くしか触れられなかった行人との過去をちゃんとやってほしかったなあ。
たまにしか出てこないし、二人で遊びに行っているシーンはあってもいいはず。