吸血鬼ものなのにあまり吸血鬼ものらしくない、雰囲気のいい面白いシナリオだとは思う。ただ、ケイティルートとアイザックルートはあっていいはず。
軽くて軟らかいものを読むことが多い身からすると、
ハードボイルド風味は好きといえど
終始説教臭さの漂う重くて硬いテキストはやや頭に負荷がかかる感じ。
シナリオの流れはいいんだけれど、ちょっとくどすぎるんじゃないかなあ。
せっかくたくさんある戦闘シーンも、
長すぎる“べしゃり”と足りなすぎる演出のせいで臨場感が全然ない。
まあ“べしゃり”は好演技のおかげで悪くないんだけれど。
あと髪の伸びた偏愛的なアリヤが最高に可愛いので、
最後にエロシーンを入れてほしかったところ!