良くも悪くもテキストがシンプル。もっとコメディ要素に期待してたんだけれど……。あとパンツ。
ももえろが良かったから買ったんだけれど、ちょっとアップダウンが控えめになったような気がする。
たぶんコメディ要素がメインだと思ってたんだけれど、思ったよりシリアス風味でイマイチ乗り切れなかったからかなあ、と思う.
いろんな問題はあっさり解決されちゃうからそこまで深刻にはならないんだけれど、あまりうまく融合されてる気もしないしメリハリを付けられてる気もしないし、どっちつかずというか。
まあ相変わらず主人公(とその周り)のテンションがいいから笑えていいんだけれど。
シナリオに関しては、少なくとも真亜沙・霧・小春ルートでは、なにかありげに出てきた塁がほとんど活躍しない。
ぬるくていいといえばいいんだけれど、いろんな問題があっさり解決されちゃうのはちょっとアレ。
というか真亜沙・霧・小春・聖来の順に攻略したんだけれど、先に真亜沙を攻略するべきじゃなかったなあ。
真亜沙ルートでいろいろネタバレされちゃう。
ルートによって主人公の吸血に対する気持ちが微妙に異なるのはいい。
ハッピーエンドとは言いがたい真亜沙ルートの主人公が、カッコいいとは言えないかも知れないけれど、意地を通し続けたのはアリだと思う。
あとみんなパンツ見せすぎ。
その代わりに、私服とか礼服とかがあんまり出てこない。
確かにパンツもステキなんだけれど、もっと違うところも見せてほしかったかなあ。
亮介の私服とか勝子先生の礼服とかちょっとしか出てこないし。
まあでもパンツは可愛くていい。
音楽に関しては、主題歌のサビがゲームの雰囲気に合ってないような気がちょっとしなくもない。
BGMはピアノ曲の“パステルメモリー”が良かったのはいいんだけれど、霧のピアノシーンはちゃんと原曲を流してほしかったところ。
絵も音もシナリオも悪くないけれど、やっぱり、もっと、笑いとのバランスを。