痛みを伴うハッピーエンドと、痛みを乗り越えるハッピーエンド。
ひとりの少年の悲劇とハッピーエンドの物語。
キャッチコピーにあるようにどうあってもハッピーエンドは約束されている。
人間と人魚姫、利己と利他。
個別とTURE、それぞれのルートは全く性格の異なるハッピーエンドを描いていく。
個別は痛みを伴うハッピーエンド。
物語的には平凡。ヒーローになることから逃げたその先にある退屈な幸せのカタチ。
TRUEは痛みを乗り越えるハッピーエンド。
物語的には王道。悲劇にまみれた少年がヒーローになるご都合主義的物語。
個人的には、弱い人間がエゴを自覚して、現実的な幸せを追い求める個別のほうが好き。