エロゲのセオリーには反するが、1人の少女の成長物語として素晴らしい作品。
粗も多いが、シナリオは本当に素晴らしい。 こういう「痛みと向き合い、前に進んでいく」系のお話には弱いなあ。 本作は3章までですべてが終わっており、後はその現実と向き合うためだけの物語。 その点で、本当の主人公は瑠璃ではなく、夜子なんでしょう。 最後の選択肢も夜子のものだしね。