甘味(ほろ苦スイーツ)な内容なものの、全体的にはそれなりだと思う。
タイトルや絵の雰囲気からお砂糖100%(シリアス皆無)のイチャラブゲーと取れなくもないが、実際にはちょいシリアスありのシンプルなキャラゲー、といった所。
というかストーリー紹介にも「甘くほろ苦い」ってしっかり書いてるしね…(後で気づいた)
他米でも言われてますが「ほろ苦さ」で「甘さ」を引き立てる、ほろ苦スイーツのようなコンセプトということなのでしょう。
CANVAS+GARDENについて、自分は同人誌をいくつか買ってる程度で看板娘はあまり詳しくないのですが、ファンの方がより楽しめるのかな?
[ルート、プレイ時間](初見ボイスは全再生を目安)
共通中に分岐2回、2回目の分岐で個別√分岐とシンプル。
各ルートクリア後に対応した回想(Hシーン含)が2つずつ追加。
共通4.5h→個別(2人) 2h(本編)+45min(おまけ)くらい 計10h
[雑感]
・絵の方面は文句なしのクオリティ。メインヒロイン2人をはじめ、後輩2人や他の女性キャラもどれも可愛いので攻略したかった位。
店の制服や、スイーツのCGもかなり魅力的だった。
・りら→りしぇの順に攻略したが、どちらかといえばりらの方が好みに感じた。
各キャラCVも特に違和感なく合ってたのではないかと。
・Hシーンはりら・りしぇ各2枚*2シーン(卑語無)
ボリュームはシーン数・尺共に価格相応に少なめだが、内容自体はどれも個人的に良かったと思う。
片方が本編中で恋人になった直後の空白部分(のはず)、もう片方が後日談となっている。
ただ前者は流れもあるしできれば本編中に入れて欲しかったなあ…(全年齢化でも出す上での都合なのかもしれないが)
・シナリオだが、まあ良くも悪くも平凡なのかなといった所。
全体的に短いのは仕方ないとして、共通&シリアス面の尺に対してイチャラブ分が足りてないことがやや残念か。
内容についてはりら√は主人公とりらとの思い出、りしぇ√はカルメラ全員の仲間感(パンケーキ)が強調されていたように思う。
批判の多いりしぇ√については、悪役キャラが中々ぶっ飛んでてほろ苦の域を超えている気がしないでもないが、まあ許容範囲。
[総評]
シナリオ配分と内容を除けばシンプルながら同人ゲーとしては全体的にクオリティは高めにまとまっていたと思う。
続編の制作(後輩組2人が主役?)も決まっているとのことなので期待したいところ。