余韻が半端ねぇ
今年の春にDive1をプレイ後、Dive2の発売日まで本当に長かった。
普段ゲームを買うときはある程度評価が出揃ってから買いますが、これだけはその選択肢が最初からありませんでした。
さてゲームの評価ですが、文句なしに2009年No1でいいのではないでしょうか?
Dive1で広げた風呂敷を破綻せずにまとめたことは素直に賞賛できます。
次にシナリオですが、自分的に好きだったのが空→亜季姉→菜の葉→千夏=真→レインです。正直、空のルートに入ってすぐのときはおいおい大丈夫なのかと思いましたが、
ちゃんとまとめてくれるので心配いりません。
次にキャラは、バルドスカイで一番気に入ったのはクゥです。成長したクゥも学園生時代のクゥも両方お気に入りです。むしろ空ルートはクゥルートといっても間違いではないと思うんですが、空よりもキャラが立ってます。なので10章くらいまでは、あまり空に感情移入もできなかったりしました。ま、空=クゥと考えればいいのですが、
どうしても分けて考えてしまうので、どうしても空はクゥの影に隠れてしまったのが残念でした。
次にサブキャラですが、今回一番評価がうなぎのぼりだったのは親父でしょう。
親父は前回そんなに絡んでこなかったですが、今回最初のルートで過去にあったことや、伏線が分かります。そしてなにより戦闘での甲とのやり取りが熱いものが多く戦闘をより楽しませてくれます。
次に戦闘についてですが、確かに前回に比べれば難しくなったと思います。
しかし許容範囲というか、むしろこれくらいじゃないと前回やりこんだ人は物足りないと思います。自分も雑魚敵との戦闘はめんどくさかったですが、ボス戦に関して言えば、もっと歯ごたえが欲しかったくらいです。
Dive2で唯一苦労させられたのは真ぐらいで、それ以外はだいたい一発で倒せたし、
ラスボスに関しても即死攻撃される前に倒せばどうってことありませんでした。
むしろやりなれていなかったDive1のころの長官戦のほうがよっぽど苦労しました。
昔は遠距離攻撃をメインで装備させていましたが、ボス戦で苦労していたので、
雑魚戦では苦戦しますが、クォウトワイヤーで引き付けて、ジャンピングニーなどで空中に浮かせてコンボ決めていって、浮かせた状態でコンボの締めにスタンロッドでしびれさせて、落ちてきたところからまた同じように空中コンボに持っていけば、大ダメージを与えることが出来ます。極めれば余裕でラスボス倒せます。ただタイミングに慣れるまでは練習が必要になりましたが、自分はアクション系のゲームはかなり苦手な部類に入るので、センスある人は簡単に出来るかもしれません。
それとこれでVeryEasyでラスボス戦えば瞬殺出来ました。
ダメな点
既読判定が前作も含めて何とかならなかったのかと言いたい。
何度も何度も同じシナリオ読むのは流石にだるかった。
それと雑魚との戦闘の多さ。特に空ルートは雑魚敵多すぎ。
最後に。
これまでいろいろなゲームをやってきましたが、これほど時間かけてじっくりプレイしたのは、エロゲでは初めてでした。バルド系は初めてプレイしたのもあったのと普段自分はアクションゲームは苦手なのでそんなにしないのですが、これには嵌りました。
昔マブラヴオルタをプレイしたときに「俺に操作させろ!!」とか考えていたので、
バルドはかなり新鮮でした。
そして何よりこれほど終わらせたくないと思ったゲームは久しぶりだったので、
良作ぞろいの今年のソフトの中でも一番の評価を与えたいと思います。
しかし分割ソフトは次からは後編が出てから前編は中古で買うことにします。
そっちの方が安くなるし、後編が出るまでの期間やきもきしないでいいしね。
今回のジルベルトを戦闘で瞬殺してやったときの負け犬っぷりはすばらしいものがありましたw
つかもうネタの領域。
そして早く俺にクゥ単独のシナリオをプレイさせるんだ・・・!!
ま、ストーリー上無理かもしれないけどFDならできないことはないw