素晴らしい青春群像劇
基本多くのゲームはいきなり最初の方でキャラの見た目くらいで決めて共通部に入る事になる
このゲームは共通部がちゃんと物語してて主人公に彼女ができたりふられたり、過去が語られたり。
しかもテンポよく、次が気になるような話の進め方で楽しくすすめられた
そのせいか個別ルートへの分岐も最後の選択肢のみ。
メインヒロインルートは他キャラクリア後に開放みたいな作りになっている。
個人的にはこういう作り好きだけど、こういう時ってメイン以外のルートが手抜きになってたりするんだけど
各ルートもある程度ちゃんとしてて楽しかった
タイトル通りゲーム制作を通して集まったメンバで繰り広げられる青春群像劇。
毎日が楽しい日常を繰り返すタイプではなくみんな目標に向かって切磋琢磨している中で恋愛したり壁にぶちあたったり。特に新人アイドル声優の桐葉ルートは中山美穂のときめきハイスクール（知らないだろうなｗ）を彷彿とする。人気アイドルとひそかに恋愛できるシチュエーションはプレイしてて面白かった
メインヒロインの逢桜ルートでは死生観を持ち込んでの創作との向き合いが描かれている
某携帯小説みたいに重病のヒロインとセックスしまくりなのはちょっと・・とおもうけど
エロゲーだからOKかもしれない。むしろメインヒロインだけはセックスなしとかの方が逆に面白いとおもった。
作品柄的に内容がちょっと重すぎる気もするけど、まとまりのいい終わり方はしてたし個人的には好きだった
続編なりファンディスクがやっぱりほしい。
もしくは魅力的なサブヒロインを攻略できる完全版とか。
エロゲー好きなら一回はプレイすべき良作