いわゆるその、おんぼろアパートで管理人さんとくれば響子さんだが、本作品、陽あたり良好そうなテラスハウス陽の坂で繰り広げ描かれた『家族計画』のような人間模様、ホームコメディは、ライター陣の実績実力から過大な期待を背負っての前評判になったのは至極当然恐悦至極。 想い出に変わりそうな絵、音楽ともに水準以上、ＣＶも適材適所で、好結果を出せたのは見事。 メインヒロインの魅力は総じて高く、『ご都合主義』、『王道的な展開』から確りと描かれるテキストの優位性を生かした、笑いあり涙ありの名作品。 さあ、いよいよ、『有馬記念』、
って言いながら、
今から１ヶ月前（本作品発売直後）のＪＣダートネタっぽい何か。
東荻森１１Ｒ ＮＧダーメ ＧⅠ ダ２１００分
（１８歳以上オープン 国際 指定 定量）
キャラ名 年齢 騎手（注１） 展開 人気指数（注２）
陽坂美都子 （注３） 夏野こおり 先行 ９０
香野麻実 ２７ 一色ヒカル 追込 ８０
澤嶋姫緒 ２０ 芝原のぞみ 差し ６０
天城夏夜 ２１ 風音 先行 ８０
（注１）騎手＝ＣＶ
（注２）人気指数＝各種情報を独自に分析した《発売前プレイ前》のキャラ人気指数
（注３）しっ、四捨五入すれば、ＯＫ、
プレイ結果
天城夏夜 ７０点
すんなり先行出来る展開の利をもち、特別、悪材料も見当たらない順当なシナリオ。
しかしながら厳しく言えば、決め手に欠け、やや物足りなかった物語。
なかなかのキャラに、そこそこのシナリオ、そして結末、と。
もっとも、個別業績は７０点評価も、
天城夏夜個別ルートはずれ後は、
『六本木朱美』のごとく、他ヒロインのサポート役で、かなりの好印象。
連結業績では、８０点評価。
陽坂美都子 ８０点
プレイ前の期待度は高く、キャラの魅力はフルに発揮。
物語も、共通ルートを含む前半～中盤まで、抜群の手応えで先行していたものの、
終盤、馬鹿女（＝穂香）がブレーキになって、やや失速した感じが否めず、もったいない印象。
もしかすると、『トコと、おさむくん』を応援する感情移入のしすぎで、
馬鹿女との絡みが、終盤、蛇足でしかなかったように思えたのかも？
澤嶋姫緒 ９０点
プレイ前は、”悪役”なりそこねダメヒロインで、
本作品の下振れ要因になり得ると、ややネガティブに様子見も、
実際の個別シナリオは、『ポジティブ!』の連続で、大幅な上方修正。
っというか『姫緒のストーリー展開』、
登場時～序盤 ”悪役”なりそこねダメヒロイン
序盤～中盤 まあそれなりに良い面もあるけどダメなヒロイン
中盤～終盤 かなり努力し、自身の進むべき道を模索するヒロイン
終盤～ＥＤ これからも成長し続ける、魅力充分なヒロイン
って、王道的な成長シナリオで、実に、お見事。
連結業績というか、トコと穂香さんの強い絆、
穂香さんの我が子を大切に想う気持ち、
そして、不器用すぎる”悪役”の澤嶋順平との繋がり、
‥‥目頭がふと熱くなる、物語のラストシーンは流石。
香野麻実 １００点
真のメインヒロイン。
離婚の理由の、真実。
単なる雑魚キャラを憎むべき松本にする手法は、さすが。
とにもかくにも、
ヤネが声優界のアンカツだけに、キャラの魅力を抜群に引き出し、
テン良し中良し終い良しのシナリオで、
そして、ある意味、理想的な、エンディングと、鮮やか本当に見事。
まとめ。
誤字脱字皆無、システム安定、ディスクレスの快適なプレイ環境。
エバーでリメンバーにメモリーズな絵も良く、音楽も水準以上を確保、
キャスティング＆シナリオも実力最上位の布陣で、
登場全ヒロイン魅力高、直線一気に、のめり込む物語の面白さ。
まさに、
ＮＧだめなところが見当たらない『名作品』かと。
お後が、宜しいようで。
長文、御一読の程、
ありがとうございました。