『ティッシュ配り』 自身、リアルで本作品プレイ約16時間のうち、ふと気が付くと、およそ12時間ひたすらと『ティッシュ配り』に明け暮れたゲームの進め方は、きっと間違っていたと今なら確信出来る。
本作品、
ジャンルは街金経営シミュレーション。
『営業』活動で顧客を呼び込み、
その顧客の「年齢」「職業」「住所」「家族構成」、
「既存借入額」「金利手数料」「希望融資額」「返済回数」などで、
自身、【審査】を行い、融資または却下を決断、と、
なかなかに、本格的な経営シミュレーション。
そして、
融資した顧客は、返済が滞らないように、
電話で「御用聞き」したり、「催促」したり、
あるいは、「取立て」を行ったりと、多種多様な顧客管理で、
危機意識を常に持ち、
とりっぱぐれなきように細心のリスク管理を行うのが、
正しい進め方だと思ってプレイした自分は、
…………やはり、間違っていたのだと思う。
プレイ前にマニュアルを軽く目を通して、
いざプレイ!
プロローグが流れ、
開始して10分ぐらいで、、、
バスーーーン、と、画面もPCもフリーズ、、、って、、、
PC電源を引っこ抜き再起動後、OHPへ、
修正ファイル「・ゲームプレイ中に突然落ちる不具合を修正しました。」
……おひ、おひ。
で、めげずに最初からプレイ再開。
行動出来るコマンドが多くはないので、
店の知名度を上げ、優良な顧客を増やす為にも、
昨日も今日も明日もひたすら『ティッシュ配り』。
駅前、住宅街、山間部、道行く通行人に、
なんとかティッシュを渡そうとして、
「間に合ってる」「いりません」「ヤミ金でしょ」
「暇じゃないの」「サラ金はダメ」「何それ?」
などとスルーされつつも、ただひたすらに『ティッシュ配り』。
たまにティッシュを受け取ってくれる通行人に感謝しつつも、
やっぱり、『ティッシュ配り』。
『ティッシュ配り』を中心とした地味な営業活動を続け、
多種多様な顧客管理、
きめ細やかなリスク管理で不良債権を一切出さずに全額回収、
経営は順調、増収増益で店の資金は潤っていったものの、、、
総プレイ時間16時間
内訳
営業『ティッシュ配り』 12時間
顧客管理 2時間
従業員育成 1時間
SAVE等その他 1時間
んでもって、
本作品・肉体金融道って、
「肉体」ってあるようにエロゲ、ですよね?
約16時間プレイして、
不思議と、Hシーンに一度もお目にかかれなかったのは、
自身の行った、お店の「健全」経営に問題が?
エロゲ的には、「NG」だったんでしょうね、、、
総論。
システムは劣悪。
キャストは豪華絢爛。
ヒロインフラグ管理は破綻。
顧客管理は本格経営シミュレーション風。
と、優劣凸凹が良い意味でもそうでない意味でも両極端。
良作品と名作品のプレイの谷間に、
気分一新、気分転換で、こういうのもたまにはアリかと。
なんだかんだ言いつつも、
本作品の『ティッシュ配り』が妙にクセになる味わいでして、、、
最後まで、
目を通して頂き、
ありがとうございました。