この先にあるのは、禁断のザイコショブンという、新作品お買い得セール。
2010年7月某日。
仕事終了後、
某CD購入の為、
某ヨドバシカメラへ脚を運び、無事にCD購入後、
某18禁コーナーへ。
この先にあるのは、
禁断のザイコショブンという、新作品お買い得セール。
そこで、目についたのは、
『うたてめぐり』 2,980円
『はぴ☆さま!』 2,980円
『ボクラはピアチェーレ』 3,980円
と、いわば、みつば、ふたば、ひとはで『みつどもえ』、
もとい、3作品に、興味を強く抱いて帰宅。
早速、
当サイト批評空間とメーカーHPを中心に、当該3作品を分析。
『うたてめぐり』は、データ数もそれなりの60以上、
中央値 75前後、平均値も 70超と、それなりの良作品を見込めそうで、
これが2,980円なら、お買い得感は、結構ありそうで、まずは押さえの本命候補。
『はぴ☆さま!』は、データ数も少なく10に満たない状況かつ、
中央値 、平均値 ともに 70未満と弱含みながら、
名作品であり最高なのは不確定的にあきらかなので、ネタ買いとしての特攻候補。
もっとも、同ブランドの次回作『お嫁さん候補』は、本当に期待大ですが。
『ボクラはピアチェーレ』は、データ数も少なく20に満たない状況かつ、
中央値 、 平均値 ともに 65前後と弱気な得点評価の現況。
けいおん!!のパチもんっぽいのが、あきらかなのは以前もチェック済みながら、
再度メーカーHPを確認、
あずにゃんに、強い関心を惹く。
各ヒロインキャラ紹介、サンプルボイスを聴いて、納得、
曲も『I.O.Sound』系、おまけの特典も充実なら、
弱気な得点評価の現況も、あずにゃん中心に見せ場をつくるのではと予測、
最終的に、本作品を購入したのが数日前で、
結論を先に言いますと、やはり、あずにゃんマジ良すぎ、でした。
ヒロインキャラ別個別評価
明日葉さくら CV 桃井いちご
70~80点
けいおんを例にするならば、
平沢唯と秋山澪と田井中律を足して3で割ったような、
明るくもあり、しっかりとしている面もあり、マイペースでもありつつ、
メインとして魅力充分なヒロインキャラ。
‥‥ですが、個別ルートに入りますと、
さくら自体は、ややヘタレヒロインになってしまい、魅力減少なのが玉に瑕。
しかしながら、このルートは同時に、
K○T○K○の、せつなさ炸裂ルートでもあり、
ヒロインK○T○K○の報われなかった、
届かなかった遣る瀬無さをしっかりきちんと描ききりました、
誰かが幸せになる為に、別の誰かが悲しい思いをする物語は、
目から何かが出るぐらい、
‥‥かなり良かったと思います。
鈴木絢香 CV 桜川未央
60~70点
けいおんを例にするならば、
偽ムギ。
生徒会役員共を例にするならば、
七条アリア風の容姿と言動。
‥‥ぶっちゃけまして、
(自主規制)
‥‥という感じでした。
蓮川瑞樹 CV 湖月紅れ葉
80~90点
けいおんを例にしようにも、
共通ルート(軽音楽部の活動)で、ほとんど出番がないヒロインながら、
秘めた魅力は、なかなか。
‥‥見た感じと、醸し出す雰囲気から、
まさに、”悪運紅葉”で、ヒロインとしての魅力は高く、
CVの湖月紅れ葉さんの、一人○○や、好演技も際立ち、
シナリオも、『スタートライン』といった感じで?、
目がシャキもとい目がうるっと、‥‥良い物語でした。
高野琴子 CV 氷室百合
90~100点
けいおんを例にするまでもなく、
あずにゃん。
最初から、中盤、最後まで、魅力特大で押し切った内容は、お見事でした。
‥‥さらに、別のヒロインルートでも、
そのヒロインが霞んでしまうぐらいの活躍といいますか主役級でしたし、
本作品の真のメインヒロインは、間違いなく”あずにゃん”でした。
製品パッケージの裏(=メーカーHPの絵)で、
あずにゃん、良い感じかも、と思いましたら、
本作品を、かなり楽しめると思います。
‥‥CVの氷室百合さんも、キャラに合致し魅力特大で、
絵・キャラ設定・シナリオ、そしてCVと、
すべての面で、良い意味で、まいりました。
お纏め。
けいおん、けいおん、と、ネタにしていましたが、
今期の一押しは、世紀末オカルト学院ですって、そんなオカルトありえません。
本題、
けいおん!のオマージュ風ヒロイン達が織り成す、
軽音楽部の活動が中心の共通パートが約4時間ぐらい。
各ヒロイン個別ルートも、それぞれ約4時間。
フルコンプまでは、約20時間のボリューム。
テキストは、下・エロネタの表現サクサクで、シリアス要素は少なめ、
それにつけても、主人公の友人が面白く、主人公の親父が面白すぎで、
クスッと笑わせるコメディ展開中心。
音楽も、「I.O.Sound」ゆえに、名作「StarTRain」とまではいかないものの、
青臭い青春学園ラブコメディ、
感動も交えつつ、小じっかりで、テンポ良く、
その手のシーン?多めな、なかなかの良作品でしたし、
随所随所で面白さが炸裂し、かなり楽しめました。
それでいて、いわゆる王道的かつ、爽やかさ、からでしょうか、
‥‥物語的に、やはりスタティを強く思い出してしまったのはきっと‥‥
( 2011年7月5日 加筆 )
本作品におきまして、
名曲といっても差し障りのないほど、かなり良いボーカル曲でした、
「 未来はきっと Shiny Days 」、「 レンアイミッション 」 など、
そのボーカルを担当されていました、
Kana さんが亡くなられました事、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。