抜きゲーとしてならそこそこ。シナリオに期待してたなら…まぁ残念でした。
シナリオは二部構成です。
主人公であるアドゥルス＆魔王の視点で淡々と女達を犯していく第一部と、
メインヒロインである勇者の娘ソフィーナの視点で
その間にあった出来事を補完していく第二部、という感じになっています。
第一部は前述したように、本当に淡々と女達を犯していくだけ。
シーン自体は輪姦やら獣姦やらが結構あって、内容自体はなかなかですが
ヒロインの魅力を引き出すでもなく、
本当に淡々と犯していくだけなので、あまり面白味とかはありませんでした。
一方、第二部ではそれまで犯されてこなかった
勇者のヒロイン視点でシナリオが進んでいきます。
こちらだと、シャルリエと出会ってから親友となるまでの描写がなされており
日常的に2人が微笑ましいやりとりをしていたというのがわかり、
キャラの掘り下げという意味では結構良かったです。
ただ、こっちは一切シーンが無い。
せっかく、2人はこんな風に友情を育んでいたんですよ、って言われても
シーンが無いからそれを活かせておらず、なんか勿体無い。
ある日、急に親友の様子がおかしくなったので心配していたが、
実はその裏で…っていう方が内容としては盛り上がったんじゃないかなぁと。
そんな感じで、二部構成のゲームですがあえて二部にする必要はあったのか正直疑問です。
終わり方も、ソフィーナも勿論犯されるシーンがあるんですが、
専用奴隷にするルートと公衆便所にするルートの2つに別れ、
それぞれ2～3シーンずつで終わり。
それまでそこそこの尺を割いてソフィーナを掘り下げてたのに
終わり方はサーっとシーン進めて終わり、という感じなので勿体無い…。
シナリオとシーン内容が噛み合っていないように感じました。
ただまぁ、シーン総数は結構多め。
総数は60．
内訳は
ソフィーナ:8
エレミア＆リゼット:16
ナナミカ:12
シャルリエ:13
乱交など:11(内ナタリー4)
ソフィーナメインだと思ったら実は1番シーン数が少なかったという…。
あと注意点として、それぞれ単独プレイであったり同時プレイであったり、
他のヒロインも混ざってきたりしますので、数は大体こんなもんか程度でお願いします。
総評としては、まぁ抜きゲーとして見ればこんなもんかなぁという感じです。
シナリオは、第二部ならそこそこ楽しめましたがゲーム全体として考えると
う、うーん…？という感じで、正直微妙かなぁと。
シーン的には泣き叫んでいるのを無理矢理とか輪姦とかが多めなので
そういったのが好きな人には良いのではないかと思います。