なかなかの萌えゲー。ヒロインとイチャコラ出来ればそれだけで良いという人にはオススメ。
シナリオ面で大きな起伏は少なく、
個別ルートでは主にヒロインとイチャイチャして過ごす日常を描いただけになっています。
主人公とヒロインが結ばれる上で出てくる問題も、だいたい精神論で乗り越えてしまうので、
「ヒロインに萌えられればそれがジャスティス、こまけーこたぁいいんだよ」
という考えがないとダメかも知れません。
逆を言うと、その精神さえあればヒロインにひたすら萌えるだけのゲームになるので
そういった物を求めている人には特にオススメ出来る内容になっています。
特にヒロインはグラフィックと相まってとても可愛く描かれており、
日常の仕種や付き合いだしてからの甘々な空気など、
まさにびっくりするほどユートピアな空間が広がっています。
CGはどれもレベルが高く、SD絵も可愛くて文句無し。
公式HPのサンプルCGにもあるけど、いずきがパンスト脱ごうとしているCGなど
変体紳士の血が騒いで止まらないレベルです。
惜しむらくは回想シーン。
シーン数は
御湯利のみ2シーンで、他の4ヒロインは4シーンずつの計18シーン。
CGはどれも素晴らしいんだけど、シチュエーションや内容は単調な物が多く
レベルは普通くらいと言ったところ。
特に、とある事情でヒロインに触れられない禁欲生活というシチュエーションを
用意しておきながら、それを活かせていないのは勿体無かった。
まぁそれを含めて全体的な印象としてはなかなかの萌えゲー、という感じでした。
グラフィック面でひかれて、なおかつ
温泉のようにぬるま湯な萌えゲーに浸りたい、
という人にはオススメ出来る作品です。
しかしあそこはオナニーの見せ合いしかないだろう、常識的に考えて。