前作より子作り感は薄れているけど、それ以外は余裕で上回っている出来。
前作の朝霧姉妹編では子作りを目的としていましたが、
今作では兄妹でくっつくことに主眼が置かれているので子作り感はあまりありません。
子作り性活シリーズとしてはどうなのかと思いますが、作品としてはかなり良い出来でした。
シーン総数は全部で12、うち1つはボテ腹シーン。
選択肢は2箇所あり、最初に妹を受け入れるor受け入れない、
受け入れた場合のみ最後のシーンで中or外を選んでボテ腹or普通のどちらかになる感じ。
シナリオの流れとしては受け入れない場合でも最終的にはやっちゃいます。
しかし、そこに至るまでの過程の描き方はとても良かった。
妹の事は好きだけど、好きだからこそ応えられない兄と
自分の幸せを願っているのなら意地でも応えさせてやろうと闘志を燃やす妹。
心理描写がわかりやすく上手に描けているので見ていて気持ち良いですね。
最後にオチも用意されており、こちらのルートは素晴らしかった。
難点は4シーンで終わる点かな…。
策略を用いて兄を陥れる描写はすごく良かっただけに、やっぱりもう少しボリュームが欲しいです。
もう一方の最初から受け入れるルートはただのヤリゲーと化します。
まぁ元々そういったゲームだと思っていたので全く問題は無いですが。
こちらのルートでは蠱惑的に誘ってくるシーンが多め。
ヒロインが演劇部部長なので、芝居がかったシーンもあります。
全体の特徴としては下着・匂いの描写が多いですね。
下着に包んで扱いたり、下着越しに匂いをかがせたりなどの描写が沢山あります。
特にショーツはローライズ・紐・穴あきなどあり、こだわりが感じられます。
匂いについても「1日中はいた~」「トイレでわざとふかなかった~」などヒロインが言ってきます。
コスチュームとしてはスポーツ水着、バニーガール、体操着+ブルマなど。
黒ストを使った足コキもありますが、足の裏ではなく膝の裏を使っています。
種類は少ないですが、CGは構図も良いし表情とかもかなり好みでした。
総合的に見て、コストパフォーマンスも考えると広くオススメ出来る作品です。
黒髪ロング、クールでえっちな妹、下着や匂いといった単語に反応する方には特に良いと思います。