少し不満は残るけど力作なのは間違いなし。一般的な嗜好の人ほど楽しめる作品な気がします。
一般的な嗜好の人ほど楽しめると書きましたが、まず初めに…。
陵辱やスカ描写が多数含まれているので、
本当に苦手な人は絶対回避を推奨します。
苦手だけどシナリオが良いなら…と迷ってる人、
陵辱は体験版部分が乗り越えられるなら平気です。
しかし、スカ描写は予想の2倍以上あると考えて下さい。
それを考慮した上での購入をオススメします。
私自身は陵辱もスカ描写も苦手な方ですが、耐えられない範囲では無かったです。
幸か不幸か、開眼もしませんでしたｗ
以下、ゲーム本編をプレイしてみての感想
確かにシナリオは面白かったですね。
沢山の謎や伏線を用意し、それらが徐々に明らかになっていくにつれ
期待や絶望など様々な感情に翻弄される主人公。
スリルやドキドキ感の煽り方は上手で、先が気になる展開でした。
ただ、手放しでシナリオが良いとは褒められ無いですね。
粗も目立つしご都合主義も多分に含まれています。
また、色々な映画の内容がチラつくので、
独特で緻密な内容を期待すると物足りないと思います。
次にえちぃシーンですが…。
何より卑語がひごい！！
陵辱シーンのはずなのに笑いが止まらないんです…。
さすがにこれはないわーってレベル。
風俗嬢におちん○みるくと言わせた話を思い出してしまいました。
グロ機能オフより、卑語機能オフのオプションが欲しかったです。
まぁある意味で余裕のある様子から陵辱描写が和らいだと言えなくも無いですが、
実用性で考えると疑問符がついてしまいますね。
ただ、ネタとしては圧倒されてしまいました。
最後に音関係ですが、これはすごいですね。
音楽はどれも雰囲気にあっていて名曲揃いです。
音声は…声優さんはすごいなと感心しました。
こんなにすごい音声は他の作品ではなかなかお目にかかれないと思います。
総合的に見て、かなりの力作であることは間違いありません。
様々な要素でプレイヤーを圧倒してくる作品です。
本当に重度な陵辱やスカ要素が好きな人にとっては物足りないと思いますが、
普段こういった作品をやらない人ほど、毒気に当てられるというか
好奇心を刺激されて満足感が得られやすいのでは無いでしょうか。
そういった意味で、特殊な内容ですが逆説的に一般人向けな作品だと思います。