ただのネタゲーだと思ったら、意外としっかりとした内容で完成度は高め。アニメーションもぬるぬる動くので抜きゲーとしてもオススメ。
前作「轟け性紀の大発明 愛と怒りと悲しみの秘密結社第二科学部」に登場する
キャラクターの子供たちが今回の主役。
前作プレイ済みなら、出てくるキャラクター達を見てニヤッとする事は出来ますが、
プレイしていなくても十分に楽しむ事は出来ます。
ちなみに、初回限定版には前作が同梱されているので未プレイ者にはちょっとお得です。
今作はパロディネタをからめつつも、えちぃシーンはキチンと描かれているので
なかなか実用性があるシーンが多いです。
特にCGが綺麗な上に、アニメーションも滑らかに動くし、
視点移動機能もついているので結構良いです。
ただ、欲を言えばマウスでフリーに動かせればもっと良かったかなぁ。
シナリオについては、どうせネタゲーだと思っていたら
意外にも心理描写がうまく、短いながらもまとまった内容になっています。
各ヒロインも個性的で、それぞれ魅力的に描かれているので、
誰かしらお気に入りのキャラが見つかるでしょう。
発明品も最近のネタを取り入れており、笑える物が多かったです。
ただし、攻略が若干作業になって面倒な点が残念かなぁ。
しかし全体的に見て、ネタとして楽しめるだけではなく、
ヒロインもかわいいしシーン数も豊富なので、1粒で2度おいしい内容になっています。