前のように勧善懲悪の時代劇が無心で見れなくなりました。
善悪相殺というのがテーマ。
そのテーマを最後まで描ききっており、非常にインパクトがありました。
ここまでブレずにわかりやすく表現しているのは素晴らしいの一言。
頭ではわかってる事を心に問うてきたというか…、そんな風に感じました。
まさに魂の作品。
しかしいくつか物足りない点も…。
えちぃシーンがあまりにもあんまりな出来なとことか、
ご都合主義な展開が多いとことか、
物語が少し冗長なとことか。
テーマがすごく良かっただけに、個人的には惜しい作品。