排卵描写のあるエロゲは初めて見た。
もはや伝統芸の域に達しつつあるMielのご都合主義全開なハーレム物。ただ、今作では延々と使い回されていた断面図描写に大きな変革があった。それは、他のエロゲではそうそうお目にかかれない排卵描写の存在である。
従来の作品でも受精シーンのカットインはあったが、さすがにマンネリ化への危機感があったのか今作ではやたらと精細な排卵シーンに始まり、受精シーンでも複数のカットインを使用する気合いの入れようで目を引くものがあった。ハーレム物としては良くて55点ぐらいだが、久々のチャレンジ精神を感じたので少し甘めに79点。