ヒロイン達に体を張らせるギャグは流石です。パロギャグ、メタ発言を許せるなら楽しめる作品。
<共通ルート>
ギャグの内容は0キロと似たり寄ったり。
パロギャグ、メタ発言、顔芸するんだろうなーとわかってるので構えているのですが、それでも笑ってしまうから悔しい。
主人公の友人の親友がメインヒロインという、期待させる設定なのですが、シナリオの展開は普通というか。
主人公のコミュ力が高いのでメインヒロイン達との距離が遠く感じないとなぁ、と。
もっと、サブヒロイン達とはめちゃめちゃ仲がいい、けどメインヒロイン達とはぎこちない…くらいな展開を期待してたのですが。
主人公は相変わらず、普段は変態発言→決めるところは決めるという好感度高めな設定で◯。
さらに難聴スキル持ちじゃないので、主人公に対するイライラは感じないですね。
<メインヒロインズ>
・碧里
電車内での出会いから、メインヒロインの中でもメインな扱いかなーと想像していたが、キャラが薄いというか。
実は唯一と言っていい、サブヒロインと主人公を取り合う(?)展開になったときは、待ってました!と胸が踊ったのですが…よくわからない展開でそのままED。うん。
キャラ萌えは素晴らしい。後輩という位置づけを存分に感じさせてくれる萌えでした。
・夏芽
年上!そよぎ姉さん!以上!
・りさ
顔芸・シモネタ要員。中の人の演技力のせいか、前作のノキアよりも…なんというかアレでした。
人によっては不快感を感じるまでにしつこいギャグ。ほんとうに大丈夫なのかと思ってしまうメタ発言。だが素のキャラは萌え…だと…。
最初から最後まで飽きさせないキャラでした。
あ。阿知華の家族によるシリアス(?)展開は正直要らなかったです。
・桜
一番、本作のコンセプトどおりのキャラクターになってくれたと感じました。サブヒロインLOVEで主人公眼中になしとか。コレだよコレ。
最初っから恋人関係狙いで近づいていく主人公を徐々に意識していく過程は、見ていて微笑ましいです。
惜しむらくは、サブヒロイン千乃が主人公の幼馴染以上の関係でなく、主人公もあまり千乃を意識していないという…。
もうちょっと主人公を悩ませて欲しかったというのが、正直なところです。
<その他>
どうせFDつくるんでしょ?