正史trueエンドは2度と見たくない。プレイした人はきっとそう思うはず。今からでも正史を変更しないか? RTSが楽しいのは中盤だけで、序盤は意味不明、後半は作業感が半端なく、 終盤は敵側ユニット数上限無視、超強力ユニットなど、これまでの積み重ねが無に帰す。 シナリオ展開に難はあったが、魅力的なキャラが多く、キャラゲーとしては本当に良かった。 これからプレイする人向けのお助け情報も書いておきます。 最後、本作について一言、「触らぬ神に祟りなし」。
正史trueエンドは2度と見たくない。 ← 理由はラストバトルが鬼畜すぎるからです。
射程無制限、味方全ユニット対象、高威力、吹き飛ばし大、コスト0の必殺技を、10カウントに1回はお見舞いしてくるクソボスのせいで、
倒し甲斐を通り越して絶望感しかなく、再戦を続けて、残機1でからくも倒したものの、達成感はなく、ただやっと終ったと脱力しました。
まあ、ネタバレしすぎる前に、これからプレイする人向けのお助け情報を。
wikiにいろいろ詳しいことは載っていますが、情報量が多いので厳選する意味で。
戦闘関係(主に1周目の序盤向け、この通りやれば最初でつまづくことはないと思う。)
●優先的レベル上げの推奨キャラは、ヴァイス、リセル、汎用騎士、汎用工作兵、アルの5つ。
特に序盤は汎用騎士、汎用工作兵、リセルの3つ。
汎用キャラは種類ごとにレベル共通なので、1度レベル10にすれば、お店で新規に買い足してもレベル10で買い足せる。
下手に固有キャラを育てるより便利。
●侵攻(防衛も)では無理に敵部隊全滅を目指さずに、汎用騎士を囮(壁)にしつつ、汎用工作兵で拠点破壊を狙おう。
こっちはレベル10なのに敵は20、30がざらなので、無理するな。
自拠点から敵拠点が遠すぎる場合は、リセルに新規自拠点を作らせて、中継させるといい。
あと、壁役には「手加減の指輪」を付けさせること。間違って敵を倒してしまうと、拠点付近に新しい敵が出陣するので、工作兵とぶつかって不味い。
●レベル上げは各週の討伐任務にまかせて、侵略・防衛共に拠点破壊を狙うのがおすすめ。
後半は、ヴァイス単独や、ヴァイス&リセル&アルしか参加できない戦闘もあるので、この3人は早いうちにレベル上限(50)まで上げておこう。
●レベル上げは討伐任務に短期特攻させることになるが、演習よりも、低レベルのモンスター捕獲のほうが経験値的にも、強さ的にもお得なので、
早い段階で、「魔物捕獲所」を5~8個ほど建設しておこう。
斡旋所で、低レベル魔物(ゴブ、オーク、低級精霊)捕獲クエストが、6,7個できるので、1週あたり、上手くやれば10レベルは上げられるようになる。
あと、レベル上げの際は、対象キャラに「マルウェンの首輪」を必ず装備させること。(これがあると、グレイハウンド討伐1回だけでもレベル1上がる)
「マルウェンの首輪」は後半に合成でも作れるようになるが、アンナローツェの救援要請に応えると貰えるので、この救援要請にいは1周目で必ず答えておくこと。
シナリオ関係
●1周目で正史trueエンドは諦めたほうがいい。無理ではないと思うが限りなく無理。
まあ、エア・シアル戦でフラグ折れると思うけど。
●正史trueエンドを狙う際のに、ドゥム・ニール訪問イベントは見逃しやすいので要注意!!
”2回”訪問するまで、ガルムス元帥との「森の調査」イベントは絶対に進めてはいけない。絶対にだ!!
おかげで1周無駄にしたよ、まったく。
●正史trueエンドを見るためにはメインキャラ全員のレベル上げ必須。
ラスボス戦はガチで鬼畜なので、主要キャラは全員レベル50にしたほうがいい。
お手軽周回法
●究極完全体ワイリュウは70000Gで購入できるので、3、40体くらい購入して、10軍も作れば、
移動3マス、高能力で無双できるんじゃね? (なので、1周目はオルファンルート推奨。魔導戦艦は量産できない)
●ちなみに、私はラスボス戦で魔導戦艦、歪竜を使わず、メインキャラのみで戦ったので苦戦しましたが、
こいつら使えばゴリ押し余裕だと思います。
このあたりを念頭に、wikiを見ながら攻略すれば、2、3周で正史trueエンドを見れるはずです。がんばれ。
さて、お助け情報も書き終わったので、”ネタバレ”レビューをはじめようと思います。 (お助け情報は上だけなので注意)
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とか思っていたら、ver1.02パッチが投下されていました。
戦闘スピードに「速い」が追加されてて泣く。 orz
ま、まあ、戦闘(レベル上げ)で時間とられたのは1周目だけだし、2周目以降は個別イベントの消化で時間食っただけだし。(震え声)
この時間ドロボー!!
優先表示については、レベル上げの対象キャラは、ヴァイスの軍団に入れて無理やり上位表示してたからそこまで恩恵はない印象。
配合大全もjpg保存して、別ウィンドウで見ながらやってたし。
移動部隊の絞込みと、オート⇔マニュアル切り替えボタンはマジ便利。 最初から実装しておけよ!!
あとは、施設破壊設定ボタンみたいに、○×で、各部隊の損耗小隊自動補充設定の項目が欲しいです。 1ターンに何回も補給するのはめんどくさい。
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正史trueを終えて最初の感想は、クッソ面倒くさかった、でした。 (正史true攻略後から、4周目以降をプレイしつつ書いています。)
ちなみに、私の攻略順は
1周目 オルファン打ち切り
2周目 正史打ち切り ← ドゥム・ニール許すまじ。
3周目 正史true (以下、打ち切りと書かれていない場合、正史はこれのこと)
4周目 オルファンtrue (同上)
5周目 覇王 (プレイ中)
でした。
<シナリオについて>
冒頭コメントでも書いたとおりなのですが、正史、オルファンをプレイしたら分かるとおり、「触らぬ神に祟りなし」でした。
正史では、ノイアスによって、オルファン元帥、エイフェリア元帥の両名死亡、ジルタニアが門を開いたせいで、ダムマグナ翁が死亡
アルファラ・カーラの主砲でロンテグリフの首都一帯壊滅、アル転生のため、エルファティシア死亡、最終決戦でも多数死亡。
一方、オルファンENDでは、正史と比べて、ユンガソルとの決戦でギュランドロスが死亡する以外は、
メルキアの首都一帯がジルタニアごと結晶化してしまったままであるものの、そのうち、結晶化は解除できるようになるらしいです。
もうオルファンENDが正史でよくね?
ヴァイスがオルファンと組んだ場合も、ギュランドロスと正史同様の約束をしていても問題ないと思うんだけどなあ。
4元帥が協力して、ノイアスを倒す展開も実に好みで、燃えました。
個人的にはオルファンENDみたいな大団円のほうが好みでした。
そういうメーカーだからとはいえ、題材が面白かった分だけ、本作はシナリオがもうひとつ洗練されていない印象です。
「兵器か魔法か雌雄を決する時が来た」という煽り文句のわりに、歪竜も魔導戦艦も作るだけ作ってシナリオにいまいち寄与していなかったり、(爆弾扱い)
正史では、ダルマグナ、エルファティシア、あと百歩譲ってオルファンの死亡は許すにしても、エイフェリアをあそこで殺す必要はなかっただろ、とか。
オルファンとエイフェリアを殺してしまうなら、アルファラ・カーラ戦は拠点扱いのバトルにせずに、
歪竜と魔導戦艦の混成部隊での固定メンバーバトルにして、バトル勝利後のイベントで、
アルファラ・カーラに歪竜の群れが取り付いて、動きを封じたところに、魔導戦艦の艦隊からの一斉砲撃で、アルファラ・カーラ壊滅
みたいなCG&演出(個人的にはパートアニメがいい)を入れたりしたら、燃えると思うんだけどなあ。
製作者2人が死んでいるだけに、「死んでいった英霊たちの無念を知れ!!」的なことをヴァイスが言ったら、カッコいいのに。
ヴァイスの扱いも正史、オルファンの主2ルートで結局、先達元帥の腰巾着的印象なのが微妙なんですよね。
ヴァイス自身は、女にだらしないものの、将として有能であると同時に兵としては一騎当千で、
庶子ではあるものの皇族(プリンスだよプリンス!)、その上、イケメンという(なんか腹立ってきたぞ)
優良設定ではありますが、彼の特筆すべき部分っていうのは、
正史ルートでダルマグナが「お前の名前を出しただけで、命掛けの誓約に2つ返事だった」って言っているように、
「人と人を繋げる力」ってやつですよね。 (くさいとか言わないで。)
なら、オルファンかエイフェリアどちらかを選ぶのではなく、
ヴァイスを除く3人の元帥は、手段が、エイフェリアは魔導、オルファンは魔法、ガルムスは人の身1つ、と異なるものの、
彼らは「神を超えること」で目的を同じくしているのですから、最終的にメルキアの主流が魔導戦艦になるにしても、
ヴァイスはそんな3人の間を取り持って、皇族らしく、俺について来い的なカリスマ性を発揮するほうがずっと魅力的だと思います。
エイフェリアに従ってもダメ、オルファンに従ってもダメ、ガルムスに従ってもダメで、 (いっそ全部BADエンド扱いにして)
3人を上手く従えて、魔導・魔法・人の三位一体となり初めて、ジルタニアの陰謀を打破、ひいては神を超えて、
ヴァイスは皇帝になるみたいな展開のほうがずっと燃えると思いました。
<RTS・戦闘について>
ラスボス3連戦はクソという印象でしたが、オルファンルートのユンガソル4連戦では
シナリオ(戦況)の展開とバトルの内容が密接にリンクしており、RTSの将来性を感じました。
例えば、一戦目では、おそらく本作中、第三勢力という形で、敵側ユニット数の上限を無視してくる最初の戦闘だと思うのですが、
ギュランドロスが4体目のユニットとして登場してきて、ヴァイスが「まったく型破りな男だな」って言うところはクスリとしてしまいました。
また、3対4という不利な状況ではありますが、時間制限内に守りきれば勝利というのも難易度的に良かったです。
2戦目では、三銃士含め10軍を全滅させるノーマルな戦闘、さらに3戦目ではギュランドロスも加わり、
こちらの総軍も疲弊している状況なので、適度な緊張感も出て、からくも勝利した時は爽快感もひとしおでした。
さらに続く4戦目、勝利に酔ったメルキア軍に対する奇襲では、奇襲ゆえにこちらの使用できるキャラは、
ヴァイス、リセル、アルの3人のみで、3戦目で最後だと思っていた初見のプレイヤーは、この3人の小隊は残っていない状態での戦闘になったのはないでしょうか?
拠点への帰還と出陣を繰り返して何とか敵部隊を全滅させた時にはこの上なく達成感がありました。
4戦目に時間制限勝利がなかったのが微妙ではありましたが、戦況と密接にリンクした、バトルというのは楽しかったです。
単純に、帰還拠点の破壊、敵全滅だけではなく、シナリオとリンクさせる形で、重要拠点の破壊や時間稼ぎなど特殊条件で勝利するバトルが増えれば、
RTSゲームとしてはもっと多彩になると思いました。
ラスボスの3連戦はやっぱり微妙なんですよね。
1戦目の6拠点破壊はまあいいのですが、アルファラ・カーラは、シナリオの部分で言ったように拠点扱いにするのはなあ、って感じで、
アルファラ・カーラにしろ、スーパージルタニアにしろ、ああいう超弩級の敵との戦闘っていうのは、
アニメ版ゾイドのデスザウラー戦みたいに、群れで弱らせて、主役が止めを刺すって展開が一番燃えるんですよね。
(関係ないけど、アニメ版ゾイドはちょっと古いけど面白いよ。おすすめ。)
将来性を感じたということは、難点もそれなりにあったわけで、
・1度の戦闘に参加できるのが10軍、出陣可能なのは3軍という制限の中で、属性が多すぎる。
敵のなかでも属性がバラけており、また固有名のある強力キャラに絞るにしても事前に敵の属性を知ることもできないので、
弱点狙い撃ちは現実的ではなく、属性システムは空気になっている。
・出陣3軍は寂しい。5軍くらいに増やしてバトルマップももう少し広くして欲しい。
・城壁、城門の区別があるものの、硬さは同じなので、囮作戦で城壁破りをすると、とたんに難易度が下がる。
特にバーニエ領の要塞なんですが、城壁の攻撃装置が強すぎ。せめて射程は減らして欲しい。
・小隊がすぐに壊滅するし、移動を除く、各種陣形に恩恵をいまひとつ感じない。
壊滅するのはいいのだが、壊滅後に移動陣形を使えなくなるのは疑問。(ふつう人数が少ないほうが速くないか?)
壊滅後は接敵時に、移動速度が著しく下がる(小隊がある場合は、小減)みたいな、デメリットはあっても、非接敵時は、移動陣形と同様の速さで移動できるようにしてほしい。
・施設破壊設定ボタンみたいに、○×で、各部隊の損耗小隊自動補充設定の項目が欲しい。
・戦闘関係ではないが、各種ソートや、編成でのお好み並び替え機能が欲しい。
<キャラ・エロシーンについて>
冒頭でも書いた通り、予想外に良質なキャラゲーでした。
中でも、プレイ後に株を、大幅に上げたのはフェルアノ、残念ながらやや下がってしまったのは、三銃士(特にエルミナ)ではないでしょうか。
フェルアノはほんとに良くて、これぞ、ツンデレって感じでした。 どうしたツンリー、お株とられてるぞ、、、。
あーもうほんとに、リセルとフェルアノ両手に侍らせてー、とか妄想しながらプレイしましたよ。
まんまですが、リセルは白、フェルアノは黒のドレスが似合うよね。
フェルアノの横乳をペンペンツンツンしたいです。
気位が超絶高いのにアナルで即堕ちするのも、イジメて欲しいとしか思えません。まったくけしからん。
地味に個別イベントが長期に渡る上に豊富で、メルキアンヌ(メルキア出身のヒロインたち)のエイダは無慈悲(意味不)の強制退場、
リセルが魔導巧殻相手だとイ○モノになってしまうので、むしろお前が正ヒロインだったのではないかと、驚天動地でした。
とはいえ、リセルも初エッチシーンの「ぷんぷん」はめちゃくちゃ可愛かったです。
正妻リセル、側室フェルアノですよね。
リセルはひたすら健気に、フェルアノは「嫌よ」とか言いながらも、献身的に支えてくれるんですよね。
夏のアペンドで皇帝即位後シナリオ希望です!! フェルアノの和姦アナルエッチも!!
エルファティシアもそれなりに御年がいっているのに、ビジュアルも相まって「任された」のボイスが、子供が背伸びしてるみたいで可愛いです。
マルギレッタは没落後も擦れずに健気なままで、でも娼館でエッチな勉強するあたりがいいです。
そのほかもバリエーションにとんだ女性キャラでよかったのですが、センタクスのライバル的位置で、おいしい役どころな三銃士は、
個別イベントの数も少なく、エロシーンも若干少ない感じだったのが残念でした。
娼館については、いろんな男の相手をさせられて、堕ちましたぜ旦那(げへへ)、とエロ堕ち済みのヒロインとエッチするだけで、
1キャラあたり1シーンのみですし、主人公による陵辱ではあっても、(主人公以外による)輪姦がほぼないのは予想外でした。 (日寄ったなエウシュリー)
娼婦のエロシーン5個もCG1枚のみだったりして、娼館については期待はずれでした。
人形エロなしはそこまで気になりませんでしたが、本番なしにしても、御奉仕エッチはあってもよかったんじゃないかな?
正史のエイフェリア死亡はマジ許さん。
次は男衆ですが、
初登場時は圧倒的レベル差と、必殺技でプレイヤーをビビらせたクライス・リル・ラナハイム殿下、
幽霊化して、味方になった後は、完全にギャグキャラ要員と化して、クソ笑いました。
フェルアノにからかわれた挙句、八つ当たりされて「ちくしょー!!」って叫ぶところは爆笑です。
ガルムスも実直でまさに武人という感じで、本人は大真面目なのに、ベルがデレまくるのが見ていて楽しいです。
本作の男は、基本、堅い気質のキャラが多いのですが、ギュランドロスは飛びぬけて型破りなところが魅力的でした。
仮面のことで、ルイーネと会話してるシーンとか、「お前が言うな」って画面の前のプレイヤーはきっと突っ込んだと思います。
オルファンのみちょっと微妙でした。
そんなに下手な声優さんではなかったと思っていたのでしたが、血を吐いて倒れかけたシーンの演技が酷くて白けてしまったのは残念でした。
最後に1点残念だったのは、せっかく、各勢力がセンタクスに併合されるのですから、
ヴァイスと各勢力の1対1の個別イベントだけでなく、フェルアノとエルミナとか、ギュランドロスとクライスとか、
いろんな勢力をごちゃ混ぜにした個別イベントとか見たかったです。
<統括>
覇王ルート攻略中なので、もう少し追記・修正するとは思いますが、ひとまず、感想はこんな感じでした。
RTSについてはまだまだ、利便性、戦略性ともに改善の余地があると思うので、第2弾には期待しています。
夏のアペンドには、主要キャラ(特にフェルアノ)のエロシーンとか期待したいです。