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ryuu-ichさんの峰深き瀬にたゆたう唄の長文感想

ユーザー
ryuu-ich
ゲーム
峰深き瀬にたゆたう唄
ブランド
エウシュリー
得点
90
参照数
134

一言コメント

幼稚で女々しく、おしゃべりでナルシストな主人公。シナリオはともかく、テキストがひどい。世界観やら主人公の思想信条やらは最小限にして、サクサクとRPG部やエロシーンに移行してほしい。フィとかファとかフォとか、同じような名前の奴が多くて覚えにくく、キャラも手抜き。フォーチュラの声は小さいが、ミュリの声はでかい上ひびくので、キャラ別のボリュームがほしい。だがRPGの出来はきわめて高いため、テキストの出来の悪さをひいてもこの点とした。アイテムの数に制限がない方がもっと楽しめた。

長文感想

 ラウラの声ががヘタ。でもカンザキカナリだし。18禁ゲームの声優界には、肝っ玉母さん的なキャラの声を出せる人がいない。

 「ギリギリと奥歯を噛み締める」のも重複する表現、やめた方がいい。

あと、「調伏」などという言葉の使い方はいかがなものか(フォーチェラに多い)

デジタル大辞泉の解説ちょう‐ぶく 〔テウ‐〕 【調伏】

[名](スル)
1 《「ぢょうぶく」とも》仏語。
心身をととのえて、悪行を制すること。
祈祷(きとう)によって悪魔・怨敵(おんてき)を下すこと。降伏(ごうぶく)。
2 まじないによって人をのろい殺すこと。「呪咀(じゅそ)―の願を満てしめ」〈浄・賀古教信〉

誰が誰をいつ呪い殺したんじゃい