例の菅野得意の「時」に関する理屈は冗長だし、上の世界は腐っているが、下の世界はやりがいがある。そっちだけで95点の評価である。
発売当初は同じエルフの同級生シリーズと比べられ評判が悪かった。中古屋にPC98-CDROM版が山と積まれていた。元が暗いし、癖のあるゲームだと敬遠されていた。私は面白いと感じた。だが今、伝説のゲームだという評価になっている、複雑だ。
但し、後に制作者の菅野が上の世界も下の世界と同様に、ADAMSを使用するつもりだった、但し時間がなく中途半端で世に出してしまったという話を聞いた。もしそれが完成していれば最高の作品になっていたかもしれない。