面白い。ゲームシステム(引き継ぎや格など)は改善されている。ただ戦闘要員は6名に減ってしまい、ダークスは固定なので5人だけだ。条件次第でダークスが後衛にできても良かった。またソフトハウスキャラ全体のゲームの傾向について長文のほうで考察してみた(大ネタバレ注意)。
キャラのソフトで紅村かるが原画を担当したときの最大の欠点とも言える「アゴの形が変」なのは今回かなり改善されている。
これまで私がプレイしたソフトハウスキャラのゲームは大きく2つに分類できる。
1.戦闘を主とし、キャラクタが成長していくもの(ゲーム名 平均点)
巣作りドラゴン 82
ウィザーズクライマー 80
王賊 76
BUNNYBLACK2 75
BUNNYBLACK 71
2.それ以外のもの(ゲーム名 平均点)
レベルジャスティス 74
ブラウン通り三番目 73
雪鬼屋温泉記 69
忍流 64
DAISOUNAN 58
母集団は批評空間のユーザーに限定されるが、これだけの差が出ていると言うことは、どうやらユーザーは戦いを望んでいるようである。今はほぼ1と2が交互に出ているようだが、それぞれの比をを1.5対1あるいは2対1にした方がいいかもしれない。戦闘のあるなしで大きく評価が変わってしまうようであるからだ。
だが、ソフトハウスキャラはSLGにも力を入れていて、その意欲があるから巣作りドラゴンのような名作がぱっと出てきたのも確かである。だからその意味でもキャラクタの成長という要素も特に2のゲーム類に入れていって欲しい。特に忍流や雪鬼屋はどうすればキャラクタが成長し、成長するとどんなメリットがあるのかが非常にわかりにくい作品だったこともある。