当初、CGの違いにびびった(アゴの形が変)。また例によって取っつき悪さ極まりないが、こういうSLGは嫌いでない。だがこれをやって、忍流がなぜあの出来でレビュアーの評点が低いのかがよく理解できた。
ちょっとプレイしてみた限りでは、巣ドラ、ウィザーズクライマーなどに続くソフトハウスキャラの正統派であるように見える(王賊は自分でキャラが動かせるためにちょっと外れる)。
しかし、巣ドラ、ウィザーズクライマーには3年という期間、および○○モードがあり、これらを踏破していくことが一つの目標であった。だが、DAISOUNANにはその制限がない。1プレイ目でそれこそ何百ターンも粘れてしまい、粘れさえすれば誰でも最初からグッドエンドを迎えることが可能である。だから1週目で飽きてしまい、また達成感がそれほど得られない。
DAISOUNANをやって、忍流がなぜあの出来でレビュアーの評点が低いのかがよく理解できた。忍流も全く同じで、何百ターンでも粘れる。プレイヤーは「またこの種か」と思ったことだろう。やはり期間と○○モードを設け、周回プレイをしやすくした方が(さらに巣ドラの結婚エンドのように途中でやめられる)、中だるみしなくてすむ。
内容そのものは好みなので私の評価は低くはないのだが。