サガプラはVA系列だった事を思い出させてくれた
泣いた泣いた泣きまくった
久々に自分でも引くぐらい泣いた
間違いなく泣きゲーではあるが、決して鬱ゲーではない
このゲームを鬱ゲーと扱うのは理亜に対する最大限の侮辱である
理亜にとって央路と再会してからの1年は間違いなく金色であったし、その金色の想い出があるから彼女は満足して逝けた
央路もそれがわかってるから最期までカッコつけてたし、理亜の前で弱気は見せないようにしてた
だと言うのに、作中の理亜の「人が死ぬ物語は嫌いだ」と言うセリフを引用して、「じゃあなんで殺したし」と言う感想を言う人がいて驚いた
このセリフは死の心配が全くない人が言うのと、いつ死んでもおかしくない人が言うのとでは意味合いが全然違うだろと
むしろ重要なのはこの後に続く「死ぬ側は死んだらそこでおしまい」と言う方だ
理亜は約束を果たせず死ぬのを何より嫌がってたし、逆に約束を果たしたら死んでもいいと言っていた
自分にとってのゴールデンタイムは終わったから、自分は満足したからと
でも違うだろと、ゴールデンタイムが終わったら次のゴールデンタイムが来るんだよと央路に説得されて、死の間際から快復して、そこから1年近く金色の時間を過ごせた
この物語は理亜がゴールデンタイムのまま最期を迎えることで終わることができる
確かに死別するのは悲しいし、そういう物語を嫌う人の考えもわかる
だからと言ってこのゲームを鬱ゲーと呼ぶのはやめてほしい
理亜は金色の時間の中、想い出の場所で最愛の人に看取られ眠りについた
彼女は幸せであったこと、それをどうか忘れないでほしい
自分はこのゲームに出会えて本当によかったと思う
点数をつけるなら100点でも足りないくらいだ
じゃたなんで95点かというと絢華シナリオがないからだ
あんだけフラグあってなんでシナリオ作らなかったし
サガプラさん、FDでもアペンドでもなんでもいいから絢華シナリオよろしくお願いします