初投稿。天都＋アサプロはやっぱりいいね。
○あらすじ
主人公の鳴海くんは田舎暮らしにあこがれていたため、バイトしてやっとのこと田舎の学校に編入したが、終始クッソイラつくおどけた理事長は彼の住む場所を確保できず、代替案としてパチンカスの寮長と完全に女になり切ってるオカマの先輩の手助けで女子寮に住むハメになるってお話。
○音楽
・ボーカル
安保さんNANAさんのキャリアの中だとそこその曲かなぁ。
山下航生さんと言えばシールの電波ビンビンの曲が印象的ですなｗ高いポップセンスを持った注目してる作詞曲家なので、アッパーカットのアルバム何枚かもってますよ。
・BGM
それなり。日常で流れるやつが好き。
○グラフィック
・キャラグラ
個人的にはヒロインズはひとりの絵師さんで統一してほしい、まぁ、メーカーさんの都合もあるんで仕方ないのかな。かぐやだけ？サブの人なんで、ますますキャラのハズレ感が加速してしまいますよっ。
ってかそれはいいとして、美奈子のグラドルみたいな立ち方なんなんだｗ次第に慣れるけどさぁ。
・背景
意外や意外、アサプロの背景って丁寧で綺麗なんですよね。畦道と海を見下ろす下り坂(特に夕日)が特にお気に。
○共通・主人公・キャラ別
・共通
アサプロの作品は基本的に共通の息もつかせぬギャグの応酬が見所ですので、ほんっとに笑わせていただきました。
基本的に優由がドタバタの起爆剤なので、何気に彼女が本作において最重要人物かもしれない。
本作のピークでもありますなぁ。作品の性質だけにそりゃそうなりますよねぇ。
個人的には共通面白ければ、個別微妙でもすべて良し！ですよ。
・主人公
真恵は正直見た目だけだとヒロインズを差し置いて一番可愛い。着せ替えシーンは正直萌えた。自分は女装主人公物は敬遠していたけど蓋を開けてみれば意外に問題なかった。ただこれは、ちゃんと主人公が男としての自覚をちゃんと貫いていたからだと思う。性格までなよっとして女ぽかったら、プレイするにはちょっときつかったはず。
ほとんどハアァァ？って思うような言動・思考もなかたったので、前編を通して好感が持て、楽しく読み進められました。
・攻略推奨順 朱→（順不同）ルナ・優由・かぐや→美奈子
・√の出来 朱・美奈子＞優由＞ルナ＞かぐや
・お気に入り度 美奈子＞朱・優由＞ルナ・かぐや
※以下初回攻略順
・朱
一方的な理由で鳴海に対して多少のウザさを発揮。そんなに嫌わんでもいいじゃんって。
特に、美奈子√での振る舞いはぶん殴りたくなる人もいるはずなので、先にこの朱√やることによって可愛いところが見れ、多少軽減されるはず。
√自体の出来は個人的には本作でもっとも良い。設定を活かし、キャラの魅力を引き出し、全体的にきれいにまとまっている。最後の一枚絵はオールドタイプのお約束と言った感じでお気に入りｗ
・ルナ
真面目な√で出来は悪くはないですが、平坦で笑いも盛り上がりもほとんどありませんでした。ですんで正直印象に残ってなくて、
つまんなかったです。後から寮に乱入してきますし、いてもいなくても大して寮の面子に大して影響を及ぼさないんで、サブキャラ攻略してる気分でした。寮のメンバーも影を潜めますんで、寂しいですね。
まぁでも、鳴海くんの彼女への対応はばっちぐーでした。一番、鳴海君と結ばれるべきキャラ。
・優由
終始コメディ・ギャグ一辺倒のアチ恋らしい個別√。優由のキャラの良さがより一層増幅され、どんだけ底抜けに明るいんだこのキャラ！と、ちょっと目が眩しくなりました。特に告白のシーンはベタですがすっごい爽やかで可愛かったですね。
ただすんごい、短く感じたんですけど気のせいですかね。
メテオと優由との出会い話をストーリーに絡めてほしかったです、おせーよいまさらかよｗって感じですよ。
・かぐや
非常に残念なことになっている√。特筆すべき点が思いつきません。終盤急にヒステリックになって、もうびっくりですね。さらに寮メンバーが突如失踪したかのように、絡んできません。かぐやの性格的にオモシロキャラの助けを借りないと話が盛り上がりませんし（みとらは滑ってました）、これではドタバタが面白いアチ恋のいいところがごっそりそぎ落とされたかのようです。
特にこの√のせいでアチ恋の評価が下がっているんでしょうな。
・美奈子
すっごいいい子です。お嫁さんにしたら最高っすね。最初から最後まで彼女の純粋さが胸にジーンとくる√でした。神社で待ってるメモと恋愛成就の神社の絵馬ってうまく組み合わせれたはずなので少し残念かなぁ。
計らずとも最後にプレイすることになった√でしたが、結果的に良かったですね。アチ恋的にもっとも危機的状況でしたし、最後は女子寮の面子に家族としてありのままに受け入れられて大団円って感じで、トゥルーエンドっぽかったです。
○終わりに
なんだかんだで面白かったという気持ちでスッキリ全読できたので、ほんといいエロゲですよこれ。新作は絶対買うんで、アサプロさんにはこれからも頑張って欲しいです。