キャラ良し・構成良し・テキスト良しな超良作
## 総評
キャラもテキストも魅力的でストーリーもよく練られていて非常に面白い
バトル描写が薄いのも高評価
減点要素はないが超加点要素(胸熱展開、超感動ストーリー)とかはなかったためこの点数
シーンが薄く少ないのは、減点というほどではないが少し悲しい
テーマ性についてはあまり咀嚼できてないと自分で思っているためあまり言及できない
「我が姫君に栄冠を」をやって本作をやり直しレビューを書いている
## シナリオ
全体は大きく以下の二つに分けることができると思う
- キャラの魅力を伝えるワチャワチャ日常編
- 日本神話を背景にした救世編
前者は普通に面白かった
ところどころで笑ったしメインヒロインのキャラクターも十分伝わった
後者は本当に構成が秀逸だと感じた
局所的には、再演の八首から五首に移行するところ
全体的には、敵の目的と再演というシステムの出し方
鏡の世界には事実としての歴史がないから神話を上映することで世界が強固になる(あってるよね?)というのは非常に美しい設定だなと思った
1ついうなら左利きがどうこうって言う話は今までの伏線の貼り方と比べると少し雑だな、と
テーマ性は上でも書いたがあまり理解できていない
この作品はかなりエンタメなのであまりテーマとかを感じさせない作りになっているが染み出すものがあるように思える
生物としてのレベルが違うものとの共存とか、再演の配役とかになんかいろいろありそうだけどあまり考えがまとまらなかった
特に国生みで遼河が伊邪那岐なのは何かあるなと思うがまとまらず
## キャラ
どのキャラも魅力的だった
シーンが少なくて残念
何といっても和香様が本当に好みだった
尊大で美人で主人公に甘いヒロインが好きです