秀逸な和姦抜きゲー。非常に良い出来でした。キャラに偏りはあるものの大量にあるHシーンは圧巻の一言です。
前作の発売から1年。
これまでのようにあねいもneoFD(Hs)が出るのかと思いきやまさかのパワーアップ版。
これはどうなのよ?と当初は思っていましたが、私にとっては非常に良い出来で、満足しております。
個人的にはこれまでのbootUP!作品の中でも最高の評価です。
相変わらずのねちっこいフェチズム溢れるHシーンのテキストで、
ツボにハマれば実用性抜群の傑作評価、ハマらなければイマイチな評価になるでしょう。
勿論、私はツボにハマりました。
以下、それぞれ紹介も兼ねて感想を書いていきます。
【ストーリー】
主人公が美人な義理の母・姉妹と叔母と一つ屋根の下でハプニングエロしつつ、
師匠と幼馴染と先輩とその姉ともハプニングエロして
誰とくっつくか決めるというエロゲーらしくとてもわかりやすいお話です。
正直、ストーリーはあってないようなもの、エロを楽しむためのスパイス程度に考えておいたほうが良いです。
ちなみに制服がボディペイントかというぐらいピチピチです。
というか私服もピチピチです。
【キャラ】
8キャラが攻略可能です。
前作からが4キャラ(●) 今回からの新規が4キャラ(○)
●舞
義理の姉。巨乳。容姿がラブ○ラスのマナカに似ているおなじみ「優しいおねえちゃん」キャラ。
高校生とは思えぬ包容力を持っています。
清楚キャラ設定ですがHシーンではちゃんと子種欲しいとか交尾したいとか言います。
毎朝おっぱいを突き出して主人公を起こし、エロハプニングとなるのが辟易するほどお約束です。
優しく包容力のあるキャラなのですが、いかんせん桜さんにキャラが食われていましたね。
新規コスプレでFF7(作中ではパイパン7)の巨乳キャラがありました。
あのキャラの人気は今も健在ですね。私も大好きです。
他のキャラでも言えることですが、コスプレするならちゃんとなりきってほしかったですね。
神社でも行為に及びます。
「おいおい!神社で交尾とか罰当たりだぞ!」と言いたいところですが、bootUP!作品ではお馴染みです。
舞はこのシーンと風呂場でのフェラが良かったです。
主人公とケツを突き合わせた特殊な体位でのプレイは削られずに今回もありました。
ライターが好きな体位かも知れませんが、次回作では本当に勘弁してほしいです。
●七菜
義理の妹。爆乳。一人称は「七菜」。甘えん坊。だよもん星人。
年齢の割に小学生並の幼い発言が目立ちます。
年齢以上に言動が幼いので、なんだか悪いことしているような気になります。
「調教」を「ちょーきょー」というあたりがなんとも言えません。
木村あやかさんの綺麗な声の補正もあって、なかなか可愛く見えます。
しかし、残念ながら和姦ゲームの年下の甘えん坊キャラは
私のストライクゾーンから大きく外れていますので、
最後まで好きにはなれませんでした。
前作ではなかった妊娠Hが今作では追加されました。
胎内の子供と二人同時に可愛がってというあたりがLOVEエロっぽくて非常に良かったです。
ピロートークのCGが可愛らしくて好きです。
●桜
義理の母。爆乳+母乳。淫乱属性。
いきなり風呂に侵入してきて背中を洗いつつ童貞の主人公のチンポを握ってくれる優しい人です。
淫乱度合いで言えばヒロイン随一です。
年齢は四十近いですが、そこは二次元、女子高生の娘達と同じような見た目なので安心です。
実際制服も着ちゃいます。
人気投票の結果やユーザーの要望からか、シーン数は31と圧倒的。
私は包容力のある年上キャラがあまり好きではありませんので、その優遇っぷりはあまり嬉しくありませんでした。
というか「あねいも」なのにおかしいだろう。
追加イベントとして夫の墓の前でセックスして
「あなたのペニスよりも四郎のペニスの方がずっとイイです」
とか言わせて欲しかったですが、今回もそんな展開はありませんでした。
主人公がおっぱい星人なこともあり、おっぱい吸われまくります。
好きなCG・シーンは寝ている主人公にモーニングフェラするシーン。
桜さん視点のモノローグがエロかったです。
あとは「舞・七菜の二人と関係を持つのなんてダメよ!」と言いながらも
主人公に「実は母さんも好き」と言われればあっさり抱かれ、その上、中出しまで許し、
娘達と同様に主人公の牝にされたくだりは良かったです。
●佐和子
叔母。爆乳。三十路前後だが処女。酒癖の悪い女社長。ケダモノ。
私服と水着は痴女そのもので、主人公が寝てる時に勝手に手コキしてきたりする優しい人です。
Hシーンのいじらしさやエロさがツボにはまりました。
エロさでは桜さんと比肩する逸材です。
個人的な意見ですが、わざわざ処女設定にする必要はなかったように思います。
キャラづけとしても経験豊富ながらも主人公に圧倒される方が良かったです。
新規で下着なのかなんなのかよくわからない紐を身につけてのケダモノのようなセックスがありました。
騎乗位のCGがとてもエロかったです。
○明日香
玲子の姉。ガサツで強いラフガール。巨乳。子宮姦は予約制。
こういう腕っ節の強い女性がベッドでは主人公に敵いませんというのがツボなので、非常に良かったです。
ライダースーツの着こなしがエロ過ぎます。
家の話うんぬんは置いといて、とにかく可愛くてエロかったです。
特にピロートーク中の表情が。
玲子に見られながら主人公に抱かれている時の焦りようが、声優さんの演技もあり非常に良かったです。
さすがのベテランさんです。
最後の妊婦レオタードHは、ついでにコスプレH入れときました感があってイマイチでした。
コスプレHならライダースーツや制服の方を入れて欲しかったです。
高美さんとは(自称?)ライバルという設定ですが、それなら3P用意してくれと思わずにはいられませんでした。
余談ですが、初Hシーンの途中でテキスト下に(★顔赤い・照れ焦り)と表示されてて
「エロゲーを制作するにあたってこんな細かい指定もしなくちゃいけないなんて大変だなあ」と思いました。
(ちなみに他にもこういうチェックミスはありました)
○玲子
先輩。巨乳。義理の姉の友達。生粋のオナニスト。
ア○ガミの森島先輩になんとなく似ています。小悪魔的な先輩で綺麗さと可愛さを兼ね備えています。
小悪魔的な魅力がありましたが、姉の明日香に比べてどうしてもキャラが弱く感じました。可愛いんですけどね。
主人公を「弟君」と呼びますが、終盤でようやく名前を呼びます。
学校で手コキするCGが良かったです。
あとは半ば強制的に「おまんこ」と言わされるシーン。
Hの最中にこういう卑語を言わせるシチュエーションは非常に良かったです。
関係ありませんが足の指でのジャンケンが得意そうです。
なんとなく。
○葉月
同級生兼幼馴染。赤髪。何かと暴力を振るう昔ながらのツンデレタイプ。
王道は王道の良さがある。
デフォルメ顔が可愛いです。
エヴァ?のコスプレHがありました。
このコスプレは乳袋がどうとか書いてましたが、普段の制服やスク水でも乳袋ありますやん。
葉月はナースやスッチーの方が似合いそうですね。
乳のサイズが並ですが、周りが巨乳・爆乳ばかりなので貧乳にみえます。
フェラのCGが可愛くてよかったです。
あとは立ち絵の水着姿の尻肉が金玉のように見えます。
シーン数は最も少ない9ですが、普通のゲーム基準なら充分多いと言えます。
○高美
師匠。ロケット乳。クールボーイッシュ。天然痴女。
武道家の凛とした女性です。
恋愛ごとに疎い割に私服は上半身は谷間とおヘソ丸出しで下半身は超ミニ、
稽古時の道着の下はノーブラ、水着も過激で胸ポチが・・・歩く無自覚エロです。
街中でも道場でも乳首チラが多く、羞恥心があるならサラシ巻くか下着つけろよとも思いますが、エロゲーですのでOKです。
人気投票では上位だったのですが、シーン数は下から二番目の11・・・腑に落ちません。
道場で3分だけおっぱい見せるとかよくわからないシーンもありましたが、ちゃんと道着着衣セックスもあり安心しました。
凛々しい高美さんに屋外で小便漏らさせて、その上、精子だけでなく小便まで中出しを決めるシーンがツボに入りました。鬼畜すぎ。
また、そのCG(浴衣での青姦)の塗りがすごい気合入っていて、非常に綺麗でした。
あとはフェラシーンの唇が厚く、エロかったです。
赤ちゃんに母乳をあげているラストシーンの続き・・・人妻・母親になった高美さんとのHシーンが見たかったです。
更に言うなら、主人公のモノを最後まで「ペニス」と呼んでいたのが残念でした。
ベッドヤクザな本作の主人公なら高美さんに「チンポ」と言わせることも可能だったはず。
▲四郎
主人公。おっぱい星人。匂いフェチ。マッチョ。絶倫。巨根。ベッドヤクザ。
度重なるヒロインの誘惑に耐えつつも妄想は欠かさない男です。
思春期にこんな家に住んでいて我慢できる方がおかしいのですが・・・。
武道家設定は少しくどかったように思いました。
むしろ武道は見習いで弱いけどセックスは強いという設定の方が個人的には良かったです。
Hシーンになるとまさにベッドヤクザそのものです。
独占欲が強く、他人から見えるところにキスマークをつけたり、
ザーメンでマーキングするのが好きなようです。
前作通り下半身のスペックが半端ではありません。
両手で握って余裕で余るサイズの巨根であり、連射機能はもちろん搭載。
「○○さんは俺の女です」「種付けします」「中出し決めます」とか
いちいち宣言するのがbootUP!の主人公らしくて良かったです。
中出しを「する」んじゃなくて「決める」と表現するあたり、ライターのこだわりを感じます。
良い意味で非常に気持ち悪くて大好きです。
「こんな大きなものでいつもされてるんだな」とヒロインに言われれば
「そうです。毎日このチンポをおまんこにぶち込んでズコズコしまくって最後に膣内射精してるんです」
と返答し、モノを意図的に脈打たせるあたり普通の純愛ゲームの主人公とは一線を画しています。
∵最終的なキャラの好みはこんな感じです。
高美=明日香>玲子>葉月=佐和子>桜>>七菜>舞
【CG】
立ち絵はどれも可愛かったですが、
違和感を感じる構図・顔のCGがいくつかあります。
全体的に身体の構造と、目の形に違和感がありました。
私はこの長野さんのテキストはこの東雲さんの絵柄のイメージが定着していますので、
あねいも2のときまで戻してもらえればいいのですが。
(Hシーンの)テキストがいいだけにここは少しマイナス点となりました。
絵柄が良ければ、文句なく100点をつけていました。
【Hシーン】
私はHシーンこそがbootUP!の売りだと思っています。
やはりHシーンのテキストは(癖はあるものの)素晴らしいです。
和姦なのにひたすらにエロい。とにかくエロい。
これがあるからbootUP!作品はやめられません。
プレイとしては、コスプレ・青姦・フェラ・パイズリ・アナル・ボテ腹・子宮姦と様々なものが有り、
和姦ものとしてはほぼ網羅していると思います。
中でも子宮姦は特筆すべきところがあります。
ここまで子宮姦を完備してるゲームはざらにないでしょう。
LOVEエロパートに入ればHシーンがバンバン出てきます。
私は「デートとかは要らないので、Hシーンを見せろ!」と思うのでこの構成は非常に嬉しく思いました。
H(回想)シーン数は下記の通りです。
舞:22 七菜:21 桜:31 佐和子:12
明日香:15 玲子:16 葉月:9 高美:11
その他(複数プレイ):13 ※初回限定アペンドディスク込
多少の使い回しや、ライトエロ、前回からの引き継ぎシーンがあるものの、
それでもこのボリュームは圧倒的です。
和姦ゲームでHシーンが合計150は半端ではありません。
気になる点も少しありましたので、記載します。
お馴染みの誤字脱字のオンパレードや前述の絵柄の件は置いておいて、
私は以下の三点が気になりました。(不満ではありません。)
●複数プレイのシナリオ及びシーン内容が個人シーンの豊富さに比べて物足りない
エピローグ扱いで複数プレイルートがあるのですが、
桜・舞・七菜のハーレムや舞・七菜の3P、明日香・玲子の3P、(初回限定アペンドディスクで)玲子・舞の3Pがありましたが、少し物足りませんでした。
例えば、明日香・玲子との複数プレイでは3人で旅行やラブホテルといったシーンが欲しかったです。
贅沢な話ですが、ふたあねの3Pシナリオや、あねあね、いもいものようなものを期待しておりました。
複数キャラルートがこんなに短いなら、
仲良し設定の高美・桜
ライバル(?)の高美・明日香
大人な女性コンビの桜・佐和子
とかの複数プレイが少しはあってもいいんじゃないかと思いました。
特に高美さんも明日香さんも好きな自分にとっては高美・明日香の3Pがあればとても嬉しかったです。
●キャラにHシーン数の偏りがある
公式HPでは偏りを無くしたとありましたがめちゃくちゃ偏っています。
いくらなんでも桜さんが優遇されすぎでしょう。
それでも最低の葉月で9シーンはありますので、許容範囲ではあります。
私は高美・佐和子・葉月も好きですので、全キャラ大体17~18シーンぐらいにしてくれれば嬉しかったです。
●ペニスの形容詞が単調
卑語が好きな私としては、もう少し多めにしてくれれば嬉しかったです。
ゲーム内では
「おちんちん」「チンポ」「ペニス」を基本として、
「逞しい」「タフ」「立派」「大きい」という形容詞を多く組み合わせていました。
特に「逞しい」と「立派」は多かったですね。
これに加えて、
「デカチン」「デカマラ」「巨根」「巨チン」「凶悪チンポ」「極太」等のバリエーションを混ぜてもらいたかったです。
純愛ゲームに期待することではないのはわかっていますが。
この上記3点は個人的趣向丸出しですので、「あえて言うなら」というレベルです。
そのため減点の対象にはしていません。
もしも絵柄が良くて、上記3点が気にならないものでしたら120点でした。
【結論】
絵柄・テキストに癖はあるものの、和姦抜きゲーとしては近年屈指の内容(エロさ)でした。
和姦抜きゲー好きなら前作をやっている人も、やっていない人も満足すると思いますので、是非薦めたい一作です。
次回作にも大いに期待しています。
信者節が多少出てしまいましたが以上です。
気持ち悪い駄文失礼しました。
※本感想は以前投稿した前作「あねいもneo」の長文感想を踏襲して書いております。