世界観の表現までは頑張った感じがするが、ヒロインとの恋愛感情までの過程がいまいち。主人公の強さの表現やシータの空間展開時の見せ場は読み応えあった。また、ヒロインクリア毎にそれぞれの伏線の回収、個々の目的への解答がなされ、他のキャラと被らないので全クリアしたときにすっきりするのが良かった。個人的にはシステム面やシナリオに不満は残りつつも満足でき楽しめた作品。
色々と欠点も見受けられるが、シナリオや絵が総じて好みため高得点を付けさせて貰いました。
攻略対象に対するフラグの立て方の選択肢にやや難がある。試行的意味合いでこのような3×3の複合選択肢にしたのでしょうが、普通にしてよかったと思われる。
シータの「イエス マイ ナイツ」って台詞が耳に残って仕方ないぐらい印象に残った(゚ε゚)
あと出来れば、主人公とヒロインがくっ付いた後に他のヒロイン達の反応が全くといっていいほど保留されてる(一部描かれてはいるが、さらりと流す程度)のが残念。
まあ、色々欠点をあげてしまっているが、それだけ私にとってがんばって名作の域に持って行って欲しかった作品と言えます。
ぱれっとさん、これからも期待してます。