CGが素晴らしいのは間違いないが
いろいろな事情があったのでしょうか、差分が少ないです。
私は差分CGに対してそこまで求めていないので気にしませんでしたが、それでも不自然に感じるところもありました。
また、「ここはCGあったら良かったな」なんて所もいくつか。
シナリオに関してはROOTからそうですが、お嬢様学園が舞台です。ROOTのイメージの延長、といった印象を受けました。
しかし、ROOTから引きずっているのはそれだけではないと思います。今回で言うならば、かれん√の事ですね。
ライターさんの好きな構成だとは思いますが、違和感は禁じえないでしょう。
あとは、特定のヒロインを攻略していくと空気になっていく他のキャラクターたち。
そして、曽我部トモの存在。
もしトモの存在が、琴音の「赤ちゃんが云々」を言わせるためだけの者だったなら完全にいなかったほうが良かった気がします。
それにしても女装キャラが3人もいるなんてびっくりしました。攻略したいとは微塵も思いませんでしたが。まぁ琉星が女装しててもバレにくい状況なのはうなずけるかな、と一応は感じました。
総合してみると、かれんと琴音が良かったと思います。
設定や舞台はとても好きですが、シナリオは短く感じたので時間のあまりない方にはオススメします。抜く目的で買うなら半分地雷といったところでしょうか。
新ブランド第一作ということもあるので、次作楽しみに待つことにします。