エウシュリーの最高傑作はドラゴンフォースだった。タイトルから想定されるイメージからはかけ離れた、ベタな物語と作り込みの凄さが光る傑作。
面白いよ。これ。
基本はドラゴンフォースだが、当然3Dバトルでは無く、戦女神系のカード絵表示。
システムは遥かに洗練されており、自軍を増強する・相手国を操る手段は多数。
また、各国の抱える政治的背景と主要人物の物語がベタだが、それがいい。
と思えるクオリティー。
シャハル連合の友情とかルーファベルテの悲恋とか、面白いと思う。
戦女神や幻燐のサブストーリーに通じる部分はあるが、それらの作品では
描き切れないタイプのベタさ。
また詳細は省くが戦闘システム、戦闘画面の作り込みが凄い。
ゴブリン大将軍には惚れざるを得ない。
欲を言えばもうちょいザルフ=グレイス所属の配下キャラが立っていれば、
シナリオ分岐が有れば、あとイルミテシア…と言ったところか。
ディクシー以外、CVにも違和感なし。
周回すればダレるものの、起動すればついつい遊んでしまう力を持った作品。
「遊べるゲーム」の見本だと思う。