相変わらず美麗なキャラ、主人公の浅慮な造形。そして若干洗練されたテキスト。一言で言うと間違いのない一本。
とりあえずえつこ(市原か)が良かった。
キャラ設定とキャスティングが一致した好例。
誰でも「この絵で物語を読みたい」と思うのかも知れないが、
そういうメーカーではないということはカタログが証明している。
お手軽な抜きゲーとしてのコンセプトは昇華しているわけだし、
売り手・買い手共に、狙いどおり・思ったとおりの予定調和作品ということで
要するにプロダクトとしての信頼性は高い。
不満点としては主人公のヲタ的造形と喋り方、
導入部の超特急ぶり、音声リピート未実装くらいだろうか。
若干テキストが洗練されたことも踏まえて、
企画として今後の改善と冒険に期待。
…としか言えねーだろ。