作者の罠にまんまと嵌った気がする
まず、このゲームにおいての恋は、他のエロゲーの恋とは一線を画すものだった。
演出も奇抜で、音楽やCGも良かったが、やはり一番驚かされたのはこのゲームが表現しようとしたコンセプトだろう。
こんなエロゲの形なんて思い浮かびもしなかったし、まさか発売するメーカーがでるとも思わなかった。
いい意味で、いろいろな期待を裏切られた感じだ。
こういう形のプレイヤーへの関わり方というのは想像の範囲外だった。
ある種…というか完全にメタ作品だったが、こんなメタはこのゲームが最初であり最後なのではないだろうか。
エロゲーをやってきて、主人公ではなく自分自身が彼女と恋をした。そんな気分に実際にさせてくれた。