構成が良いだけに、欲しいCGがない、目に余る引用の多さなどの惜しい点が目立つ結果になった
得点内訳
【グラフィック】
・イベント 8/10
・立ち絵 4/5
・背景 5/5
【シナリオ】
・構成等 8/10
・分量 10/10
【音楽】
・ボーカル 8/10
・BGM 10/10
【システム】
・機能等 9/10
【演出】
・演出 8/10
【エロ】
・エロ度 4/10
・量 3/5
【裁量点】
・裁量加点 4/5
合計 81点
【感想箇条書き】
・イベント絵は綺麗だがキャラに焦点を当てると立ち絵との乖離が見受けられた。
・トーマスのシコってるCGいらないので真琴との接近のきっかけでもある「たくしあげ」が1枚ほしかった。
・また、電車に乗って砂を回収しているシーンや、里奈ルートで香奈に絵をみせつけるシーン、Ⅴでのプール水彩画もざっくりでいいので1枚あると尚いいなと思った。
・立ち絵そのものは良い。もう少しパターンがあるとよいとは思ったが。
・背景についても、手抜き感は感じられない。
・シナリオについて言わせてもらうと、引用が多すぎる。構成自体はとてもよかっただけに残念。
・文学、芸術(一部クラシックについても多少嗜むとの記述もあったが)に一定程度の知識がある直哉や稟が引用に引用で返すような会話をしていても、違和感ありつつも許容範囲内だが、Ⅵでよもやノノ未もか・・・と思った。勿論、弓張ほどのハイレベルな学生であればそれぐらいの見識があっても不思議ではないかもしれないが、芝居臭を感じる結果となった。
・稟や真琴ルートだけでは疑問に思っていた点が読んでいくうちに解消されていく点や、寧や香奈の存在、圭の話、非常に奥深いものを感じられた点はすばらしかった。
・ただ、すべて読み終えた後の充実感や感動に浸る余韻などは感じなかった。それが少し残念。
・稟が見た目、設定からしてあまり考えにくいエロエロキャラだったことは大いに評価できる。
・ボーカル曲が多かったのはよい。
・なんだかんだ言って、このゲームはBGMが突出していると思う。
・ジャンプ機能がほしかった。
・エロは普通。
【最後に一言】
なぜ里奈はルリヲさんと呼ぶのか