キー描写までが急すぎるのでヒロインが突然泣いたり、ユーザーとして困惑する場面が多い。絵は悪くない。
得点内訳
【グラフィック】
・イベント 7/10
・立ち絵 9/10
・背景 4/5
【シナリオ】
・構成等 4/5
・分量 4/5
【音楽】
・ボーカル 7/10
・BGM 3/5
【システム】
・機能等 6/10
【演出】
・演出 7/10
【エロ】
・エロ度 11/15
・量 7/10
【裁量点】
・裁量加点 4/5
合計 73点
【感想箇条書き】
・全体的な印象として、悪くはない。ただ、盛り上がるシーンまでの導入が弱いので、突然ヒロインが泣きだしたり、ユーザーとして困惑する場面が多々あったように思う。
・非エロイベント絵もそこそこあり。まずまず。
・立ち絵はなかなかよい。少なくとも前作のような明らかに拒否反応起こすようなキャラはいない。
・背景もそれなり。
・シナリオはオマケのなずなルートを除き、結婚まで視野に入ってはいるものの、基本的には一般的なゲームのend後のアフターシナリオ的な印象であった。そのため、よくある学園ゲームだという認識のもとでゲームを進めれば大きく裏切られるような印象を持つことはないだろう。
・前述のように、各シナリオでヒロインがやたら泣くが、そこまでの盛り上がりが弱すぎるので全く泣けない。唯一、さなえルートで美里に対する罪悪感で泣いて、美里からのメールをもらうシーンでそこそこ盛り上がりが見えたような気はしたが、それまでであった。
・全体を通して、家族のあたたかさとか、ありがたみを強調するようなゲームだと感じた。その点に関してはそれなりに描けていたように思うので評価したい。
・細かいことを言えば、サブやモブでも立ち絵があったりなかったり、ボイスがあったりなかったり。その境界が結構微妙だったように思う。このあたりは中途半端な印象を受けた。
・シナリオ分量はまずまず。満点まではいかないが、合格点の域であろう。
・ボーカル曲は悪くはないが、歌い手が同じで、そろそろ飽きた。
・BGMは並。
・システムは、とにかく文字が見にくい。色指定ができればいいんだが。ここは減点。
・演出等については特筆すべき点なし。
・エロ度はそれなり。まっぱが多い印象。あと、ゴムも一部あり。特段気に入ったシーンもできず。この辺りは残念だった。
・量は並。多くはない。
【最後に一言】
母「それじゃ、一緒にお風呂に入りましょう!!!」