ボリューム不足ですが、小鳥好きならありです。
『この大空に、翼をひろげて』本編の小鳥ルート後のお話で、碧と小鳥が冬休みをまったり、ときにHに過ごす物語です。
【シナリオ】
カレンダー画面からストーリーを選択して読み勧めていく形式で、一つの話は3～15分程度、すべて読むのに3時間程度です。内容としては、小鳥の『新・やりたいことリスト』を冬休み中に埋めるというもので、シリアスはまったくなし、基本イチャイチャしてたまにHするといった感じです。小鳥やハットの可愛さに癒やされるだけ、というなかなか幸せな内容なだけに、ボリューム不足が大変痛い。せめてこの倍は欲しかったです。
【キャラクター】
登場するのは碧と小鳥とハットだけです。そのおかげか作画やモデルには気合が入っており、3Dモデルもモーションイベントムービーで動くイラストも違和感を感じないぐらい可愛かったです。『FLIGHT DIARY』では若干作画が不安定に感じる絵があったので、この点は本作では不満はないです。
【Hシーン】
ボリューム自体がアレなので回数は少なめですが、ほぼすべてのHシーンでモーションイベントムービーを採用しており、フェラや挿入シーンではそれなりにぬるぬる動きます。また、バイノーラル録音を使って耳元でえっちなセリフを囁いてくれたりと、なかなか実用性が高いものとなっています。ただ、当たり前ですが相手は小鳥しかいないので、小鳥が好きな人にしか勧められません。
欠点としてはボリューム不足ぐらいで、単品で買うと高く感じると思いますが、セットで買って付いてきたならプレイする価値はあると思います。