壮絶
前作マブラヴのエクストラ編が本当の意味で役に立つのは最後の40時間くらいやっての最後の1時間位。
それでも…それでも全ヒロインのエクストラ編をやる価値がある。
すべてのヒロインのエンディングはオルタネイティヴによって、つまりは純夏という至高の幼馴染によって棄却され、再構成されてしまう故に。純夏の想いの強さを知るために。
純夏の想いが文字通り世界線を超えて武に届き、武がその想いに応え、トラウマを克服し本当の意味で元の世界に帰る。
このお話に良く出てくる軍国主義的な思想すらも、二人のあいとゆうきのおとぎばなしの為の舞台装置に過ぎないのかなと思ったり。
勝てるかどうかわからないシナリオも、冥夜、彩峰、千鶴、壬姫、それぞれのキャラがオルタ世界で役割を全うしたのも良かった。
元の世界に帰るシーンは社と副司令だけいれば良い。元の世界にではみんな元気にしてるんだし。
好きなキャラは圧倒的に純夏。ついでは霞と冥夜。あとは彩峰。サブでは伊隅みちる、君が望む永遠の速瀬中尉も良かった。物語のピークを最終決戦に持ってきてからの怒涛の伏線回収が凄い