喰ヒ人以来の、だがその数倍パワーを増して戻ってきたティンカーベルの発狂モード。プレイする際はすべからく深夜に灯りを消してやるべき。
CG60、回想54。特典CG3、回想3。エロ尺は1CGカット辺り7~12分。性暴力に主点をおいているので無駄にモツが出ることはさほどないが、もはや凌辱どころか蟲惑に匹敵する私刑・拷問劇と呼んで差し支えないので、血や排泄物は当たり前のように流れる。ただモザイクが強めにかけられているので、直接的なCG描写だけは抑えられているだろうか。
ティンカーベルもついにケツ穴解禁。あおじる製ケツ穴で性欲処理ができてボクは幸せです。いい時代になったものだ。ただ好きな原画師であれば、モザは少なければ少ないほどいい。ウ○コとゲロにモザは必要なのだろうか?
時にあおじる氏の絵で現役ビッチギャルというのは初めて見た。なんだか新鮮。まあモブだったので残念ながら…一瞬で文字通り消えたわけですが。肉的な意味でとても惜しいので純情ビッチギャルの抜きゲをいつかぜひやりたいものです。
CG、テキストでの猟奇度ではあおじるゲー最凶を更新。喰ヒ人で蟲惑にある程度迫ったが、腐果はその二つを凌駕した。蟲惑は肉体改造、喰ヒ人は陰気さでティンカーベル上位だったが、腐果が直接的な暴力描写という点では最上位に立ったことは間違いない。サイコだサスペンスだとかいった単語を見て、軽い気持ちでプレイするのは全く勧められず、最低でも大量出血・部位奇形程度の耐性水準はプレイヤーに求められる。
どれほど誠実な女性であろうと、どれだけ幼く健気な子だろうと、そこに手心は一切ない。直接的な加虐行為そのものより、何の罪もない彼女らがそんな仕打ちを受ける理不尽さに対する精神的負担の方が正直大きかった。
このゲームのシナリオを巧みといえるかどうかは、虐めっ子の経験さえほとんどないのでわからない。ただネットに溢れているサイコパス凶悪事件の概要を読んだ際に味わった、犯人の自己中心的な動機と強要行為の理不尽さに、全く同じ胸糞悪さを感じた。その背景に環境があるとはいえ。その点だけ一つ取ってみても、ディレクター及びライターさんの意図したものになっているだろう。作中の言動に対する帰結は全てきちんとなされており、破綻なくまとめられている。一部は零での補強となる。
声が非常にやばい。千明や篤子の、喉の奥から絞り出てくるような、狂った笑い。それと紗鳥と零に出てくるヒロインの完全に素の声になってしまっている、激痛による獣のようなうめき。そして絶叫、絶叫、大絶叫。声のみならず、演出としての音源もやばい。解体の音は耳に残響を。夢に出てきそう。
プレイ時間は、バッドエンド1(初回)2時間40分、バッドエンド2まで2時間16分、バッドエンド3まで1時間45分、バッドエンド4まで29分、バッドエンド5まで1時間42分、バッドエンド6まで50分、バッドエンド7まで39分、バッドエンド8まで37分、真相ルート44分、真実ルート17分。計11時間59分。
腐果の濡獄・零39分。計12時間38分。気がつけば複数買い。様攻略参照。
BGVあり、BGエロSEあり、尻モザなし、淫語修正なし。
原画10/10 着色5/5 エロ15/15 ボイス4/5
ストーリー12/15 キャラクター3/5 テキスト6/10
音楽7/10 システム8/10 演出6/10 価格2/5