おしっこは…食材。わかってるね？
CG102、回想35(内非エロ3)。エロCG1カット辺りの尺は6-12分。
お口がキャラごとに一つ二つあるのはいいが、むしろこのキャストなら回想の半分がお口でもいいのだが、とにかくお口の最中に普通の会話を長々と挿入する点と、顔にかけるのがほとんどなのはいただけない。キャストがバツグンなだけになおさら。鼎と雛子の、喉を鳴らしながらの嚥下音が聞きたかった。これの第一人者なのに実にもったいない。エロシーン全体でのシチュ自体は、前作より幅がある。特に鼎。
最初にプレイしたかがりルートこそ、赤ちゃん孕み受精妊娠といった妊婦志望なエロいテキストが展開されいやがうえにも期待が高まったものの、他ルートを下るにつれてパンチ力はダウン。ギャップの一番あるかがりが受精希望にもかかわらず、鼎のイノセントビッチな卵子に精子を結合させて征服できないのはなぜなのだろう。
ストーリーでは前作のように、のっけから変態の為の楽園などという頭が痛くなる展開はなく、いい意味で普通の萌ゲとして進んでいく。男の娘の下ネタテイストは全く同じだが。
そんな中で酷い親を久しぶりに見た。夫に自分が捨てられたのだから、娘もあますところなく捨てられてなければならない。その為には娘の努力も、一己の人格さえも踏みにじってみせる。他ならぬ娘の為に。
それまでのルートで折に触れてこっ恥ずかしいポエムを口にしていた主人公。だがそんなしょうもない理由で娘を貶めるのかと正面からバッサリ斬り捨て、あえて明るく振舞うヒロインを何も言わずに抱きしめた主人公には男気を感じた。他のルートではその要素がいまいちだったが、このルートだけは彼女が主人公に惚れても仕方がない。
システムではボイス再生中ウィンドウを消去するドラマティックモードは素晴らしい。フロントウィングにもようやくBGVが実装されたが、やたらと半端。数ウィンドウ分あったと思ったら次の数ウィンドウ分にはなかったり。ホワイトアウト直前には大概ない。せっかくループ音声を収録したのだから、エロシーン全編にわたってつけるべき。もちろん好きはでない層もいるだろうから、背景音声オンオフスイッチを添えて。
プレイ時間は、共通5時間55分、かがりルート(初回)5時間24分、このかルート4時間30分、おまけいちごルート19分、雛子ルート4時間8分、おまけハーレムルート49分、鼎ルート4時間13分。計25時間18分。誠也の部屋様攻略参照。
BGVあり(シーンによってあったりなかったり)、BGエロSEなし、尻モザあり、淫語修正1文字P音修正あり。
原画10/10 着色4/5 エロ12/15 ボイス5/5
ストーリー6/15 キャラクター4/5 テキスト6/10
音楽7/10 システム7/10 演出6/10 価格2/5