(AYAKASHI)久坂悠：武力97知力50統率35 (九十九の奏)百日紅一二三：武力5知力83統率88 ﾌｧｲｯ!!
東京の学生が田舎に帰省したその日に怪異と出くわすお話。
基本的なストーリーが一本あり、ルートによってはそれに中途エピソードの追加があったり(愛那)、エピソードに組み換えがあったりする(聖月)。おおよそ一本道の話。
展開に致命的な破綻は見られないが、脳内補足程度を要するような細かい疑問はちょこちょこと残った感。(李砂が捨てたおにぎりが仁木弾正に届いたにも関わらず彼女に何も起きず、おむすびころりんの話に意味がなくなっている等々)
最初の戦闘まではかなり演出効果を凝らしていたが、後になるほどに淡白になっていった印象。体験版の尺に特に力を入れたのだろうか。
それでもそれなりに最後まで動くので充分に思えたが。
主人公一二三の九十九神・白蛇精は序盤の内は結構無機質な感じを受ける。ほとんど語り掛けることはなくたまに、承知した等という受け答えを返す程度。
しかし元々にして実際には、かなりあけすけに感情を表現するタイプのようだ。
主様とか最高の依代とか我が伴侶とか、形代に心酔している感さえある。山立姫も特にそうだが、元々が無機物の道具にしては感情の幅が大きい。この二つの九十九神に戌と未の九十九神はどうも性質が女性のような感。
記憶と寿命を以って我が九十九神に「願い」を告げる！白蛇精よ、FDで擬人化せよ！
他の九十九神は大半が男性質に近いと思われ、感情を表に出すことは少ない。例外は午と子の九十九神くらいのもの。
エロに関しては16シーンあるが対象キャラが7人いるので少し少ないような印象もあり、一方でこんなものという感じも。敗北イベント獣かｎ…出さないの…ゴホゴホ。
END14伏姫11時間半(初回プレイ)、END12花蓮40分、END16愛那2時間、END17伏姫10分、END11聖月1時間、その他回収2時間。計17時間超。誠也の部屋様攻略参考。
BGVなし、BGエロSEなし。
CG14/15 エロ6/15 シナリオ9/15 テキスト8/15 音楽6/10 システム5/10 演出8/10 価格7/10
印象に残った一言(白蛇精)最後の戦いに臨む依代に向かって
「あいっ。全力にてお護りいたします…」