壮大すぎてなおかつ長い。
SFファンタジーもの。過去作ジオグラマトン、ツヴァイウォルターとのクロスオーバー作品。
非常に壮大かつ難解な設定と単語がずらずら出てくる。激しく好みがわかれそうなゲーム。
エロは使えなくはないが、非常に数が少ない。メイン4編にはなく、補足編で消化するように終わる。
前2作はやっていないが、シナリオ展開はきちんとされているので理解できないことはなかった。ただしひたすらに長い。
ジゼル編…バルシュテール世界。ガフォラ神国が神を制御、利用しようとするが暴走。
千人姫と神の塔へ向かうも、神殺しのために世界崩壊。
ゲルダ編…バルシュテール修正世界。時間制御の能力を持つゲルダによって、崩壊したバルシュテールの一周前の世界に移動。
センチネルコアが暗殺者の襲撃を受けるが時間停止にて封印。一周前の主人公と戦うが撃破。
改変された神を時間逆行によって制御。バルシュテール編完結。
アネット編…32世紀世界。銀河の外側から飛来する敵によって、地球軌道エレベータ上都市ゼロエイトが攻撃を受ける。
マザーコンピューターのメインフレームが侵食されるも、敵本体撃破と、全機器アクセス能力を持つ人工生命体アネットによって機能掌握。
麻奈編…現行世界。2007年世界で時空消滅が起き、全時空の連鎖崩壊を食い止めるために、現行世界がその穴をふさいでいる。
前三編を含む全時空を消滅させようとする、全知的生命体の原初十二意識の一つ「絶望」により現行世界消滅。現行世界の1986年から放射状に、全ての時空は消滅していく。
時空修復能力を持つ主人公と共に、ジオグラマトン2007年世界、ツヴァイウォルター2038年世界の住人たちも「絶望」に対して抵抗するが、属する時空の崩壊と共に消滅。
しかし彼らが好機を作り上げた結果、十二意識の一つ「希望」が「絶望」を撃破。時空消滅の穴が修復され、消えていった時空も回復。
同時に現行世界も本来の時代に統合され消滅する。
ミッシングリンク編…ジオグラマトン、ツヴァイウォルター、アフターストーリー。1986年世界に移動するまでの顛末。
ファイナル…残る原初十意識を取り込んだ「絶望」と、「希望」及び全ての次元時代の軍から抽出され編成された宇宙艦隊との戦い。
CG13/15 エロ7/15 シナリオ10/15 テキスト9/15 音楽7/10 システム8/10 演出6/10 価格7/10