ランスという男の生きた軌跡、それと……
ランスという主人公の魅力を存分に感じられたシリーズ。
ランス以外のキャラも、魅力的で、バラエティーに富んだキャラ達で見ていて飽きなかった。
第二部は主人公がランスじゃなくて、若干の退屈さも感じたが、ランスが再び登場してからは勢いがあって良かった。
(それでも、第二部はランスの世界観を存分に感じられて、大人になった仲間たちの姿も見れて良かった。個人的な欲を言えばかなみちゃんの出番を増やしてほしかったが……)
ランス10で初めて出てきたキャラだとヌヌハラちゃんが個人的にお気に入り。
全体的に他にはない雰囲気であり、プレイして満足感のある一作だった。
追記
第二部は微妙だと思ってましたが、改めて思い返すとそんなことは全くなかったです。
第二部で一番違和感があったのが、メインプレイヤーがランスでもなく、クルックーでもなく、第一部にでてきた主要人物でないのかという部分が引っ掛かっていました。
しかし、それもそのはず。
エール・モフスはルドラサウムだったから。
それに気づかず、最後の法王特典って何に使ったのかも忘れていてモヤモヤしていました。
エールの物語は『あなた』の物語であり、それは「ルドラサウム」でもあり、実際にプレイしている私でもあったのです。
そのことを分からず、第二部をプレイしたときには、何で私が主人公としてプレイしているのだろうと思っていました。
(ランスシリーズに関しては、ヌヌハラと同様に私もランス世界の傍観者でありたいと思っていたので)
でも、エールがルドラサウムということで合点がいきました。
なるほどとなりました。
惜しむべくは私は鬼畜王を途中までプレイして(あまりの難易度の高さに)投げてしまっているので、ルドラサウムに関して情報をあまり知らないことですかね……。
エンディングからしばらくしてから感想を書いておりますが、やはりランスシリーズをプレイして良かったなと思います。ランス世界、好きだな~。