タイトル通りの作品。終わる世界とバースデイ。最後までプレイ推奨
世界観とラストシーンに全振りした作品。
ラストシーンのHAPPY BARTHDAYのシーンはこのゲームの中で特に印象的だった。
また、世界が終わった後の織塚との終末世界での日々も崩壊した後の世界の感傷に浸れてよかった。
個人的には2022年のナルとのやり取りも好き。
主人公のバイク事故はどうしようもないことだが、もう少しそこに主人公が向き合ってほしかったという思いがある。
全体的に良かったが、主人公の心情や個別ルートの描写の粗さなどがあり、名作に後一歩届かずといった惜しい作品だと感じた。(作品自体は好きですが……)