エッチだ・・・。けど、それだけじゃない。
他の方も書いていましたが、とにかくエッチ。
濡れ場の多さも勿論ですが、こもりけいさんの描くヒロインの表情が本当にエッチです。
これはダメな人には受け付けられないかもしれませんが、自分はかなりツボでした。
さて、エッチ度が高い事でかなり話題になっている作品ですが、それだけじゃないなぁと思います。
たしかにシナリオは凡庸といえば凡庸ですが、よくまとまっていて気持ちよくプレイする事ができました。
こういう王道的ストーリーを王道らしく作り上げるのはなかなか難しいと思います。
あと、こういう『等身大の主人公』は結構好きだったりします。
妙に出来すぎでなく、馬鹿すぎでなく。
自分に出来る事を悩んで悔やんで、考えて、行動して。
ともすればヘタレに見えてしまうこの主人公ですが、自分は好感がもてました。
あと一つ。
作中で主人公が良く口にする『優先順位』。
これを自分なりに、迷いながら見つけて、もっとも大切なものを手に入れるためにどうするか・・・。
このお話はこれが根本なんじゃないかな、と思います。
エッチシーンだけやたら積極的なのはリアルでもよくある話(笑)
使用されているBGM、ヴォーカルはかなりレベルがたかいです。
とくに挿入歌は作品の流れにあっていて、曲としてもかなりいい感じでした。
絵柄は冒頭でも書きましたがとにかくエッチ。
そしてとても綺麗です。
とても綺麗なヒロインたちが、エッチの時はとてもいやらしい表情をする。
重ねて言いますが、自分はツボでした。
こもりけいさんが絵柄を描いているだけで次からも買ってしまいそうです。
そんなわけで、エッチ度だけが有名になりつつあるこの作品ですが、シナリオ、BGMを含めバランスのよい作品になっていると思います。
このブランドの次回作にも期待したいです。