自分の好みにあっていておもしろかった。ただし深く考えずにやってこそだとおもう。冷静に考えてやるとつまらなくなりそうなところはある。
そこまでの期待はしていなかったのだけど、
いい意味で期待していたのとは違っていた。
ここまで自分が好むストーリー展開の話だったのに驚き。
キャラ的には女装してるだけのはずのあやめが一番女の子してたようにも・・・
そして羽音と憩先輩のかっこよさが男性的だった。
なんにしろ、退屈を感じずに全ルートをプレイできた作品は久しぶりでした。
しかし、これはあくまで私の嗜好と合致していたがゆえのことであり
冷静に考えたらいうほどの作品ではないとおもいます。
冷静に見た場合、どのルートも後半の展開がいまいちなのではないかなと思います。
太陽の学園のほは月の学園にくらべると物足りない感があるとおもいますし。
月の学園にしても、
羽音の魔術とか・・・三竦みの理屈さんざんこねといて台無しじゃないかと。
「放す」っていったって・・・
騎馬兵が歩兵に弱いのは数の理論だというはずだったのに。
数にかこまれるとだめなのは、騎乗していようと騎馬兵が馬からおりようとかわらないとおもうんだけれど?
単体での兵士としての実力でいえば騎馬兵になれる兵士のが上っていうなら
それは馬にのっててものってなくてもおなじかと。
「放し」て馬からおりたかあ唐突に凌駕するとか理屈としておかしいです。
冷静に考えて突っ込みを入れ始めるとそんなかんじでなんだかなーってなりそうなところが見受けられました。
ただ、そこを深く考え込まずに眺めれば私好みな展開でした。
TRUEルートなんかも勢いで読みきって行けばかなり好みの展開でした。
最後のおばかっぽい騒ぎもいい感じでした。
清清しい感じで追われた作品ってのは久しぶりだったようにおもいます。
そんなかんじで、個人的には名作に近い部類。
でも一般的にいったらせいぜい良作。
というか人によってはかなりの駄作かもしれませんね。