薫子様の靴下プレイがあまりにも有名なマゾゲー。奇抜なマゾプレイでのインパクト狙いの作品と思いきや、人間関係について考えさせられるシナリオが秀逸。謎の提示の仕方も巧みで、なかなか止められずどんどん読み進めた。ラストがもっと明確だったら尚良かった。
暴力ばかりで怖い麗華お嬢様。
調教のときにご飯をくれるお優しい裕美子お嬢様。
この第一印象が物語が進むにつれて
たろ(主人公)を人間扱いして、家畜の座に甘んじている姿を叱咤する麗華お嬢様。
たろ(主人公)が畜生にしか見えておらず、「皆に虐められてかわいそうなペットに優しいワタクシ」というスタンスの裕美子お嬢様。
に変化していく手法は上手い。
同じくメイド2人も最初の印象と後の印象が180度変わる。