ハードボイルドの名作。特に心情描写が巧みで、話にどんどん引き込まれる。ナレーションも含めた声がついて、クセの強い原画の見直しをされたPS2版が至高。
特に引き込まれたのはツヴァイ(主人公)が初めて殺人の任務をさせられるところ。
本当に掌から汗が出たくらいの感情移入。
車に殆ど興味ないのに、フェラーリの運転シーンを読むと「運転してみたい!」と思った。
追加されたOP・EDテーマも激しいカッコいい感じの曲ではないのがまたいい。
不幸や間の悪さで、戦いに身を置かざるを得ない若い暗殺者たちの話なので、カッコいい感じの曲にしていたら違和感があったと思う。