発売当時のDreamcastの雑誌でシナリオを高評価されていたので購入。原画のイメージと違い、素晴らしい音楽と(一部意味が分からないものがあったものの)丁寧に紡がれたシナリオだった。
声は名雪のいかにも「おっとりキャラにしました!」という印象の声以外は概ね良好。
声あり版から入ったので「うぐぅ」の喋り方はあまり気にならなかった。
完璧に原画でワリくっている作品。
ファンタジーを絡めたご都合主義も、『Kanon』がKey作品初だった自分はあまり気にならず楽しめた。
特にあゆと真琴シナリオには感動した。
(これ以降のKey作品で、真琴シナリオの流れの亜流のようなものが多いのは閉口したが……。)
だが舞シナリオは意味が分かりづらく、そして栞シナリオはご都合主義が若干鼻についた。