最後のシナリオに感動できる構成は前作と同じ。しかし、最終シナリオのパンチと個別ルートの質が前作よりかなりダウン。
源氏物語の設定をモチーフにするというアイディアは良かったが、設定を効果的に活かしきれていなかったと感じた。
葵は真ルートだと魅力的なのに、表ルートはイマイチ。
表葵ルートは葵と3日間同居させるためだけのストーリーな気がした。
紫に「お兄ちゃん♪」と呼ばれて悶えまくる主人公は、いつも真面目で隙のないDEEZさんが作る主人公としては新鮮。
このゲームのある意味1番の見所は「コスプレおねだりシステム」
女の子と一緒にお風呂に入っているときに和歌(っぽいもの)を何度か選択して完成させ、
その組み合わせが正解と判定されると、主人公がお風呂に上がったら女の子がコスプレをして待ってくれているというもの。
コスプレ内容が直接的に表現されてない和歌で、何でブルマ姿などになるか意味不明で笑えた。
グラフィックは相変わらず背景が書割状態。
キャラクターCGはまぁまぁな分、落差が目立つ。