~物語の数だけ キミを愛していた。~ パッケージ裏のこの文が今作を端的に表している。短い(テキスト量が少ない)が、無駄がなく逆に好印象。テキストが少ないため、真相判明後の2周目もしやすいのもGood。言うまでもなく、シナリオ・構成以外の要素はお察し^^;
シナリオライター自らがプログラムしているので、
この構成の素晴らしいの作品が誕生したのだろう。
難しく一筋縄でいかないこと自体でさえ、
シナリオの一部と言っていい状態なのには舌を巻いた。
真相判明後に伏線の多さに驚かされる。
2周目は登場人物の隠れた思いを考えながら楽しめる。
惜しい点は、日向がメインの要素への関わりが薄いこと。
何より高騰しすぎて10万円オーバーになっている中古価格。
解散しているゲームメーカーの作品も
結構ダウンロード販売しているので、
今作もどうにかならないのか……。
光る作品だが10万円の価値があるとまでは言えない。
見た目年齢や顔が不安定なCGはご愛敬。(特に日向が酷い)
エロ表現が必要な作品だが、抜くためのエロゲーではないので、
まぁこんなものかと。